プロミネンスと不可思議な光源の太陽

 今日の宇宙画像は、先月に観測された太陽のフレア活動です。
 太陽の半径の半分近い大きさのプロミネンス(傑出)が見られたようです。
 この後で、ソーホーの計器の一部に障害が生じたようで、太陽全体を観測する映像データがいまだに記録できていません。
 関連は、太陽の地震観測、大規模な太陽面爆発の連続、そして、1997年11月6日の太陽面爆発で見られた不可思議な光源です。
 超大規模な太陽面爆発にも相当する光源が、太陽表面の遥か上で記録されています。
 仮にソーホー宇宙船のすぐ側でこの光源が発生したとしても、太陽風粒子現象では説明がつかないとも言えるでしょう。
 上部映像データが欠落していますが、一体何による光源なのでしょうか?
 発展的な推論を希望したいと思います。

ソーホーからの目立った太陽のプロミネンス
Credit: SOHO - EIT Consortium, ESA, NASA
説明:
 最も素晴らしい太陽の名所のうちの1つは、プロミネンスです。
 太陽のプロミネンスは、太陽の磁場によって表面より上に高く上げられる太陽のガスの雲です。
 先月、NASAの太陽軌道に乗って回っているソーホー宇宙船は、表面の上に浮かんでいる印象的に大きいプロミネンスを映しました。それが、この画像です。
 地球は、熱いガスの浮かんでいる幕の下に簡単に、はめ込むことができます。
 鎮静期のプロミネンスは、概してひと月あまり続いて、太陽系に熱いガスを噴出しているコロナの大規模な放出(CME)で激発する可能性があります。
 太陽が磁場を変えることとどうも関連があるけれども、太陽のプロミネンスを作りそして、支えるエネルギー・メカニズムは、まだ研究の主題です。

今日の宇宙画像 2004年3月30日号へは、ここをクリックすると移動します。

2箇所の不可思議な光源と太陽