2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

タイタンを覆う水素と窒素の霞の2重層

今日の宇宙画像は、タイタンの厚い大気圏の外をさらに二重に覆っている霞の画像です。 関連では、タイタンのメタン層が700キロメートルもの範囲があって2倍の大きさに見えること、また、新しい土星の放射帯の発見などです。 関連画像は、いつもと違って…

宇宙の雲の川は流れて星々をつなぐ

今日の宇宙画像は、近くの宇宙の暗黒の川です。 辞任したオーナーに噛み付き疲れたのと夏枯れにつき、関連は手抜きの星雲ギャラリーです。 けれども、取り上げた画像は、それなりに見ごたえのあるものを選択したつもりです。 今日の画像の休息を源に明日の宇…

衝突する錯覚をもたらすような2つの渦状銀河

今日の宇宙画像は、ハッブルの撮った2つの渦状銀河です。 偶然の配置か、はたまた、宇宙の美的感覚からか、このような映像を見せました。 巨大な暴利集団ジャイアンツに操られているセ・リーグに飲み込まれる貧弱なパ・リーグの姿ではありません。 とはいっ…

宇宙の寵児かもしれないハッブル望遠鏡の成果

今日の宇宙画像は、銀河集団が作る重力レンズの結果です。 遠くのひとつの銀河が、別々の映像のように複数出現しています。 重力レンズの働きをしている銀河集団は、50億光年も離れていて、さらに青い映像として出現している銀河は、100億光年離れてい…

儚くも『神聖な光』を見せる虹色の輪

今日の宇宙画像は、日光が作る地球での虹色の輪です。 Gloryと英語で表現されているのは、天国の現象という意味合いからと思いますが、信仰心のない私とてしては、見た目の通りの表現で「虹色の輪」という適切な解釈語を作りました。 さて、事のついでに日本…

漆黒にカラフルな星雲が浮くフィルタ効果

今日の宇宙画像は、宇宙の象の鼻星雲があるところとして知られている発光星雲のIC 1396です。 主役の画像はとても色彩に富んでいますが、実際にはこのように観察できません。 様々なフィルタを使って得た映像データからです。 関連は、どうしてフィルタを使…

雲の氷晶が描いた見事な太陽の光輪

今日の宇宙画像は、雲が作る太陽の光輪です。 ほとんどの地球上で見られる現象ですが、根気良く注意深く空を見つめていないと目撃できないのかもしれません。 まして、月の光輪は、見られたらまさに「幸運」ともいえるかもしれませんね。 このような光輪を作…

振り返れば、己が姿の火星のローバー

今日の宇宙画像は、火星のエンドランス・クレーターの中に写っているローバー・オポチュニティーの影です。 ローバー君たちは、NASAの科学者たちが予想したよりも長生きをして、現在もデータを送り届けています。 関連画像では、クイズ形式で2枚取り上…

若い力を見せる太陽の素顔の拡大は

今日の宇宙画像は、太陽の活動のクローズアップです。 およそ140万キロメートルの太陽について130キロメートルの狭い範囲まで見られる画像です。 磁気が作っているチューブ状の模様が手に取るように見られます。 関連では、「青方偏移」と「赤方偏移」の比較…

何もない空間で作用する力を証明する球

今日の宇宙画像は、広大な宇宙と微小のミクロ世界に共通する力が働いていることを証明する画像です。 何も無いように見られる宇宙の空間には、カシミル効果という引き付ける力が働いていて、真空変動と関連があるという仮説を紹介しているようです。 そして…