2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月28日号 立体視画像で奥行き感をぜひ

1月28日号 立体視画像で奥行き感をぜひ 今日の宇宙画像は、M1として知られている蟹星雲です。 フィラメント模様が鮮やかに見て取れます。付録の立体視画像では、奥行き感をつかめるかもしれません。 関連は、このような星雲模様を今なお毎日のように作り…

目覚めて冒険を始めるローバーからの眺め 他

1月27日号 目覚めて冒険を始めるローバーからの眺め 今日の宇宙画像は、ちょっと今は行けない火星の散歩についてです。 これからローバー・オポチュニティーはこの平地をうろうろします。 私たちにとっては散歩でも、ローバーにとっては冒険のようです。 …

故に銀河も宇宙も魅力があります

今日の宇宙画像は、鮮やかな色彩を見せている渦状銀河です。 主役画像と関連1枚目の画像は、1998年9月21日にデータを得て作られました。 観測には、紫外線、青、赤のそれぞれの光線による露出によりました。 それぞれの画像で領域によってはっきりと異なる…

絶句、驚嘆、また新しい火星の素顔

1月24日号 絶句、驚嘆、また新しい火星の素顔 今日の宇宙画像は、欧州宇宙機関の火星探査機による画像です。 これまでのNASA等の火星画像と異なり、立体的画像として処理されています。 見事、あるいは絶句、いずれにしてもまた新しい火星の表情を見…

日本よりもやはりアメリカが優先でした

今日の宇宙画像は、通信がまだ正常だったときのローバー・スピリッツからの画像です。 アジロンダックという語に取り立てて意味はありません。ただ、姿がニューヨーク州のアジロンダック山脈に似ているからだけです。 この岩は、調査で補欠になっていました…

108億年前の宇宙を見ると

今日の宇宙画像は、これまでの宇宙の発展論に関して反旗を翻すかもしれない観測結果です。 もちろんまだ1パーセントにも満たない宇宙の観測からですので、これからも定説に逆らう事象を観測するかもしれません。 今日の宇宙画像に関しては、関連1枚目で触…

その後のローバー・スピリッツ

NASAの「手術室」からの「執刀医」経過報告によると危篤状態であったローバー・スピリッツが、自力で「呼吸」できるところまで回復した模様です。 1月23日の「手術」後にスピリッツが、毎秒128キロビットで73メガビットのデータを送信してきました。 …

気まぐれな彗星への「特攻」の成果

今日の宇宙画像は、彗星探査機スターダストの撮った彗星核の動画です。 関連として、ハレー彗星、ボレリー彗星、そして今回のウィルト2の塵流動モニター・データです。 彗星に接近することは、打ち止むことのない集中砲弾の真っ只中に入るようなものでしょう…

火星のミクロン世界を遠くの惑星で見る

今日の宇宙画像は、億キロメートル離れた隣の惑星の1ミリにも満たない砂粒を惑星地球で見ています。 構成物のデータに関してはまだ探っていませんけれども、ミクロンの世界も見方によっては宇宙の星雲や星間物質のようにも・・・ もちろんこのような細かい…

遺産画像の一枚になりそうな土星模様

今日の宇宙画像は、土星です。 2001年にハッブル宇宙望遠鏡が撮った映像です。 関連として、つい最近、先々月にカッシーニ宇宙船が撮った土星の画像、20数年前にボイジャー号が撮った土星リングの素顔的な特徴、そして、ガリレオ・ガリレイさんの魅姿…

こうしてスタジオ撮影と疑惑画像が

今日の宇宙画像は、遠近法による火星表面です。 3D色彩データから作られています。 いよいよローバーが徘徊し始めました。(語彙的に変ですけれど) 実地調査画像がこれから送られてきます。 当然しばらくは、また火星画像が続くかもしれませんね。 さて、…

お熱いのが好きなオリオン星雲?

今日の宇宙画像は、真っ赤に燃えるオリオン星雲です。 いつの日にか恋の季節を迎えるかもしれない誕生したての星々が含まれています。 私たちの太陽よりも若いと思われる星の眩しい恋の鞘当てによって、さらに星雲が白熱しています。 この恋の争奪戦で破れる…

俯瞰図とパノラマでスピリッツは、今ここ

今日の宇宙画像は、火星のパノラマです。 昨日(1月13日号)の月面パノラマを引き継いでいます。 関連は、ローバー・スピリッツの着地を示す火星の地図とその範囲の俯瞰図です。 また、スピリッツの視線で見る火星の100度ほどの回転動画が2組です。 …

速報。新しい宇宙計画の大統領演説の全文

アメリカ東部時間 2004年1月14日(日本時間1月15日)にNASA本部で行われたブッシュ大統領の演説全文は以下の通りです。 暖かい歓迎をありがとう。 私は、NASAの職員一同と会えて光栄です。 多くの人々が直接来て下さったことに感謝したい…

自然の芸術家は、雲?大気?

今日の宇宙画像は、UFOや「宇宙人」模様を作ったかもしれない珍しい雲です。 例えば2003年6月15日号のような雲の出現もあります。 でも、同日号の関連最後の雲は、今日の画像のような雲が作ったものなのでしょうか? 自然の芸術としては、あまりにも…

将来の太陽の華麗なる終焉模様?

今日の宇宙画像は、私たちの太陽の将来の終焉模様の候補です。 ただ残念なことに温度が低いためにここまで華麗な終焉模様には疑問符が付きそうです。 今日の画像の星は、天の川でも突出した温度を持っている星のようです。 このような模様を描くまで50億年…

異なる世界の同じ時間を見る

今日の宇宙画像は、火星週間の締めくくり画像です。 時間について同じ太陽を基準にしても惑星によって異なることを見ることができます。 主役の画像では撮影時間を記載していませんが、関連の3枚の火星時間画像を見比べると惑星地球との違いを知ることがで…

滞在5日でネタ枯れ近し?

今日の宇宙画像も火星です。 火星での太陽日で5日目の画像で、おそらく着陸機が作ったと思われる火星での「痕跡」2箇所が見えています。 地平線の見かけの傾斜は、着陸機甲板の数度の傾きによります。 今日の主役拡大画像では、右側に科学者チームの興味を…

理由があって赤青の火星3D画像です

今日の宇宙画像もローバー・スピリッツによる火星の画像です。 正月7日も過ぎましたので宇宙画像版の「七草粥」を考えたいのですが、NASAではまだ当分「火星の餅」画像のようです。 胃にもたれかけている方もいると思いますが、手を変え品を変えての関…

おなじみ赤錆色の火星に加工?

今日の宇宙画像もローバー・スピリッツによる火星の画像です。 時間が経ちましたので今度はカラー画像になりました。 例によって、NASAに偉大な影響を及ぼした科学者の言葉に忠実に赤錆の表面になっています。 ここまで赤く加工するにはかなりの時間を要…

NASA得意の赤青3Dで見る火星表面

今日の宇宙画像もローバーの撮った火星です。 立体的に見るためにNASAが得意の赤と青の3D画像として加工しています。 関連画像1枚目の一部です。 他の宇宙画像はどうなっているのかという声もあると思いますが、NASAが今一番得意になれるときです…

遠いので最初は白黒画像らしいです

今日の宇宙画像は、NASAの双子火星探索ロボット・スピリッツが撮ったパノラマです。 画像を縮小するときにカラー加工ソフトで色彩の誤差が生じてパノラマ画像がこのように詰まりました。 360度の光景です。同じようなものをもう一度作れといわれても…

あばたも笑窪?彗星核の素顔

今日の宇宙画像は、彗星の核です。 これまでに無いほど鮮明に詳細な核の画像を得ることができました。 スターダストについては、最近のNASA情報2004年1月4日号で取り上げていますので、ここでは、彗星の物質を地球に送り返すサンプル・リターン・…

これが最接近で見る彗星の素顔

スターダストは、彗星に乗ります 大きさでは、非常に小さいけれども私たちの惑星に関して、彗星は太陽系の初期の謎と進化を握っています。 NASAは、1999年2月7日にケープカナヴェラル空軍発着所からスターダスト宇宙船を打ち上げました。 宇宙を旅するこ…

年の初めは、超新星面影の新しい眺め

新年おめでとうございます。 今日の宇宙画像は、超新星面影です。別名を超新星残り、残骸などと呼びます。 隣の大マゼラン雲にあるN63Aは、爆発する星からのX線白熱光で素晴らしいイルミネーションを見せています。 新年の初めにふさわしい画像を選択したよ…