2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

火星人都市図のような水氷の崩壊模様

今日の宇宙画像は、火星の都市を思わせるような水氷の崩壊模様です。 氷が張る地球の寒い地域でも見られる現象ですが、表面の水氷の崩壊ではなく、表面か数メートルに埋没している火星の水氷の崩壊によって描かれる「図形」です。 関連は、火星表面の風影響…

迫り来るようなご近所のオリオン星雲

今日の宇宙画像は、オリオン星雲です。 オリオンは、おそらく空を見守る人に冬にすぐに認識できる最も有名な星座です。 ちょうどオリオンのベルトである3つの特徴的な星々一列の下で、剣のつかは、空で大きい宝石の美しいオリオン星雲です。 オリオン星雲(…

純粋の水氷リングが青く見える紫外線映像

今日の宇宙画像は、色彩も鮮やかな土星のリングです。 もちろん擬似彩色加工していますが、この色彩模様で青っぽいところがウォーターアイスつまり水の凍った物質で、赤ぽっいところは「ダート」と呼ばれる氷よりも汚れて見える物質です。 関連は、カッシー…

誕生38万年後の宇宙の図と宇宙論

今日の宇宙画像は、私たちの宇宙が「誕生」して38万年後に発した光の地図です。 非常に微かな光ですが、この光の地図の分析から宇宙の年齢が「137億歳」となりました。 ただし、この推定は宇宙の拡張論からの導きであり、反する理論派にとってはひとつ…

天の川にも見られるかもしれない銀河の光輪

今日の宇宙画像は、私たちの天の川銀河にとても似ている渦状銀河の画像です。 この天の川銀河に似ている銀河は、非常に近くの熱いガスの巨大な光輪に囲まれていて、最初の明確な証拠が、NASAのチャンドラX線天文台を使っている天文学者によって発見され…

壁紙としても見飽きない渦状銀河ギャラリー

今日の宇宙画像は、渦状銀河の赤外線映像ギャラリーです。 ハッブル宇宙望遠鏡の活用デモンストレーションの一環として、宇宙望遠鏡科学学会の提唱で制作されました。 ハッブルで予定されたおよそ100の渦状銀河の一部にもなります。 関連では、6つの銀河…

3世代同居のマゼラン銀河の星誕生星雲

今日の宇宙画像は、祖母の「血」を母が受け継ぎさらに赤ちゃん星に授乳しているような星の誕生している星雲です。 主役の画像では、年齢の若さを優先しています。 決して、偏見を持っているのではなくターゲットが赤ちゃん星であるためです。 固定観念から述…

今日は、新たなる土星の月タイタン特集

今日の宇宙画像は、土星の月のタイタンです。 ずいぶん小さい画像ですが、いろいろな変化を観察した模様です。 私たちに公表されているデータの内容は、数パーセントにも満たないでしょう。 いろいろと憶測はできますが、隠せない事実として、NASAは「軍…

猛暑の清涼剤にストーンヘッジの光景

Credit & Copyright: English Heritage ストーンヘッジを訪れた人は、有史以前の寺院を礼拝と埋葬の場所として使った最後の遺跡として見ています。 その最初の段階では、広い土塁の「環状列石」で17世紀発見者の名をとって名づけられたオーブリー・ホールを…

今日は、新たなる土星のリング特集

今日の宇宙画像は、先日に関連として取り上げた土星のリングの一部です。 懐かしのコメディアン・グループが用いた張り扇のような模様が、鮮やかに白黒画像に浮き出ています。 20メートル未満の僅かな厚さで滑らかと思われたAリングに、規則正しい凹凸模…

土星とリングの眺望を競う環状星雲

今日の宇宙画像は、環状星雲と呼ばれるM57惑星状星雲です。 この画像は、カッシーニの土星到着に合わせて「リング」の関連として取り上げたものと思われます。 関連では、この環状星雲のハッブル映像データを基に触れてみました。 白黒の映像データを基に…

先ずは金星に向かったカッシーニ宇宙船

今日の宇宙画像は、カッシーニ宇宙船の打ち上げ風景です。 関連は、引き続き土星のリング、新しい分析結果から土星の磁気圏と太陽風、土星大気圏とタイタンとの相互関係などです。 7月1日に、カッシーニ宇宙船が土星軌道に入ったあと、事前の科学結果は、す…

蛙に変身する宇宙のオタマジャクシ銀河

今日の宇宙画像は、宇宙のオタマジャクシです。 このオタマジャクシは、数ある中でも銀河衝突のシュミレーション素材となっています。 また、惑星地球のオタマジャクシのように行く末では、尻尾が取れて宇宙の蛙に変身する予定のようです。 さて、関連は、過…

純粋の水氷と丸石でなっている土星のリング

今日の宇宙画像は、土星のリングです。 リングには、2つの有名な隙間があり今日の主役は、狭いエンケ隙間です。 関連は、主にAリングのクローズ・アップを主体に土星のリングについてです。 土星本体に近いリングほど小さい氷の粒で、遠ざかるにつれ氷の粒…

5千万光年離れた天の川の双子銀河

今日の宇宙画像は、天の川銀河の双子とも呼ばれる渦状銀河のNGC 7331です。 似たような渦状銀河が多いので、他にも「双子」と呼ばれる銀河があります。 天文学者の修飾語に限度があるみたいで、「素晴らしい」とか「珍しい」など定番ですね。 かく言う私の定…

宇宙の頭蓋骨のような素顔のフェーベ

今日の宇宙画像は、頭蓋骨のような姿をしている土星の月のフェーベです。 関連は、2004年6月11日の最接近時の映像データの分析を基に取り上げています。 ちょっと嫌味のコメントをするならば、遥か遠くの土星の小さな月に関して、映像データから相当…

巨大な月に寄り添うサソリ座の連星

今日の宇宙画像は、月ではなくて染みのように写っている2つの星です。 ズーベンエルジェニュービィとズーベンエスシャーマリーという名前で、ジュゲムジゲムゴコウノ・・の類とは違うようですが・・・ 私のバイオリズムがどん底なのか、ミーハーの小泉さん…

空が青ければ、地球と変わらない火星の丘模様

今日の宇宙画像は、火星で今なお健在なローバー・スピリッツ君の視点から見た火星の丘です。 空も「錆」つくような火星の環境で、ローバー君たちは垢を落とす暇もなく酷使されているのかもしれません。 とても大切な手掛かりを得るためならばその汗も報われ…

別れのテープのように見える彗星の尾

今日の宇宙画像は、彗星NEAT(Q4)です。 彗星の尾の構成が、色分けされたように区別して見られます。 関連は、彗星ヒャクタケについてです。 画像としても見ごたえのあるものを採用しました。 尾を詳細に見つめてみるとね彗星にもやはり個性があるようです…

円錐なのに長方形の宇宙の梯子星雲

今日の宇宙画像は、横縞を見せる赤い長方形星雲です。 天文学者は、伝説の「天国への階段」を観察しないかもしれませんけれど、興味をそそられたように、瀕死の星を囲んでいる梯子のような構造のいくつかの映像データを得ました。 天の川銀河にある珍しい様…

勝手な解釈が罷り通る宇宙の虚像

今日の宇宙画像は、10万以上、場合によっては100万以上の星で形を成している球状星団です。 また、誕生してから170億年、240億年とも見積もられたことがあり、宇宙の歴史よりも古い?星団になります。 しかし、今日では多くても10万を少し超えるくら…

赤い発光星雲と青い反射星雲の仲

今日の宇宙画像は、発光星雲の近くに反射星雲が寄り添っているような領域です。 このNGC 6559周辺は、近くにM 8またはラグーン星雲などがあって、アマチュアの天文写真家にとってかなり興味をそそる領域のようです。 関連は、ラグーン星雲、散開星団NGC 6530…