土星とリングの眺望を競う環状星雲

 今日の宇宙画像は、環状星雲と呼ばれるM57惑星状星雲です。
 この画像は、カッシーニ土星到着に合わせて「リング」の関連として取り上げたものと思われます。
 関連では、この環状星雲のハッブル映像データを基に触れてみました。
 白黒の映像データを基に適合する色彩で加工処理することで、今日の主役のような画像になります。
 しかし、各種のフィルター映像データを見ることで、色彩に惑わされずにさらに詳細をつかむことができそうです。
 この度の国政選挙にしても、与党の「北朝鮮」話題という色彩に惑わされてことの本質を見失った有権者が沢山いたようですね。
 選挙が終わって、年金のあらや銀行の合併など蛆虫のごとくぞろぞろ這い出てきています。
 日本は相当に腐りきっているのでしょう。

環状星雲M57
Credit: H. Bond et al., Hubble Heritage Team (STScI / AURA), NASA
説明:
 土星のリングを除いて、環状星雲(M57)は、多分、最も有名な天のバンドでしょう。
 この惑星状星雲の単純で上品な出演の展望は、実際に瀕死の中心の星を無視するガスの樽形の雲として、惑星地球からの私たちの眺めでまっすぐに見えていることによると思われます。
 ハッブル遺産プロジェクトの天文学者は、この著しく鮮明な像を星のガス幕の温度を示す自然に生じている色を使って、ハッブル宇宙望遠鏡観察から作り出しました。
 精力的に活動している中心星の近くの熱い青いガスは、外の境界線に沿って次第に冷たい緑と黄のガスに代わり、さらに遠くの距離で、外の境界線に沿って最も冷たい赤いガスになります。
 また、星雲の端に近くでは、暗く細長い構造を見ることができます。
 環状星雲は、およそ1光年の範囲があり、北の星座琴座内におよそ2,000光年離れて位置します。

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