2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 ドラゴン嵐

Credit : NASA/JPL/Space Science Institute 2004年9月中頃に土星の南半球で出現した大きく明るい複雑な対流嵐は、取り囲まれた惑星に関する長年の神秘性を解く鍵でした。 土星の大気圏とそのリングは、メタン・ガスの異なる量を感知するフィルタで近赤外線…

夜の帝王?土星のドラゴン嵐の素性を探る

今日の宇宙画像は、土星流のドラゴンです。 「○○流」が時々取り上げられますが、土星流は、やはりこの惑星が本家なのか「りゅう」という読み仮名の「竜(ドラゴン)」を見せているようです。 この本家さんは、どうも夜に出現するのが好きなようですので、タ…

 火星大峡谷の中央、メラス・カンドル・オフィール凹地

Credit : ESA/DLR/FU Berlin この展望画像は、ESAのマーズ・エクスプレス宇宙船に搭載してある高解像度ステレオカメラ(HRSC)で撮った火星で4000キロメートルの長さがある火星大峡谷の中心部を示します。 HRSCでは、2004年4月24日と5月2日の1ピクセルあた…

火星の心身の痛さを伝えそうな大渓谷

今日の宇宙画像は、火星大渓谷です。 地球で有名なグランド・キャニオンさえ足元にも及ばないほどの規模です。 どのような地殻変動がこのような大渓谷を造ったのか推測の域をまだ出ていませんけれども、地球上でも有った氷河期と火山活動が有力視されている…

火星氷河時代のシミュレーション

Credit : NASA/JPL/Brown University この火星の眺めは、質学上最近に起こり得た氷河時代の真最中に出現したかもしれないシュミレーションです。 全ての太陽系惑星で火星は、最も地球のような気候があります。 両方とも、軌道と傾きの小さい変化に敏感です。…

 天文学者が発見した最初の宿無し星

Credit : Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics 天文学者は、毎時200万キロメートル以上にもスピードを上げて、私たちの銀河から去っている星の発見に関して最初の報告をしました。 この信じられないスピードは、たぶん天の川の中心のブラックホール…

さらば銀河よ、旅立つ星は、宇宙の孤児

今日の宇宙画像は、生涯孤独な宇宙の一人旅を運命付けられた星です。 広大な宇宙空間を超高速で駆け抜け、最後は燃え尽きると天文学者は予想しています。 銀河と銀河の間は何も天体のない暗闇の空間ですけれども、しばらくの間は、この星から美しい天の川銀…

 土星のダイナミックなオーロラ

Credit : NASA, ESA, Boston University, STScI これらの映像は、土星のオーロラのダイナミックな性質を現します。 数日の間惑星の南極の範囲を見て、NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、空で踊っているオーロラの一連の写真を撮りました。 スナップショットは…

タイタンは、土星オーロラの特等観覧席かも

今日の宇宙画像は、土星のオーロラです。 ハッブル宇宙望遠鏡の3日間の観測映像の組み合わせです。 極地のオーロラは、岩石型の地球と異なってガス惑星独特の現象を示しているようです。 もし地球の月にそれなりに厚い大気圏があるならば、毎夜のように月の…

 氷の月ミマスと青い土星

土星の月ミマスが、このカッシーニ宇宙船による本当の色彩眺めで、土星の北の緯度の青い背景に対して、その軌道づたいに漂います。 土星の北半球では割合に雲が少ないように見えると共に、日光の光線が大気圏を通して長い道を作っています。 この画像では、…

 全景の土星のリング

Credit : NASA/JPL/SSI/ESA 太陽系の不思議な色彩と多様性の現在を明らかにするこのすばらしい自然な色彩の繋ぎ合わせで、土星の最も突出した特徴である眩いリングシステムは関心の的です。 隙間、重力反響と波模様が全て存在して、システムを横切る繊細な色…

土星リングの半全貌とFリングの不可思議な連続像

今日の宇宙画像は、土星のリングの半分パノラマです。 この画像では、あまりにも狭い線模様のリング光景ですが、拡大では、間近に土星のリングを見ているように感じるかもしれません。 また、Aリングの外側の微かなFリングも見ることができます。 さらには、…

 セントラル・パークの芸術 ザ・ゲーツ

光り輝くオレンジ正方形が、このイコノス画像でニューヨーク市のセントラル・パークの歩道に沿って並んでいます。 2005年2月12日に撮った映像は、ザ・ゲーツ(門)芸術展示の初日を祝います。 展示は、クリストとジャンヌ・クロードによってつくられて、サフ…

 幼児星を近隣の銀河で見つけたハッブル

ハッブル宇宙望遠鏡を使っている天文学者は、私たちの天の川の仲間銀河である小マゼラン雲で、初めて未発達の星々の個体群を明るみに出しました。 ハッブルの見事な鋭さは、重力で崩壊しているガス雲から更に生まれている星雲NGC 346内に埋め込まれる未発達…

星の進化論でダーウィンを撃破できるかなぁ?

今日の宇宙画像は、私たちのすぐ近くの小さな銀河にある『天の産科病棟』を覗き見した結果です。 好奇心旺盛な天文学者は、初期の宇宙で星が誕生したような様子を見せる小マゼラン雲を観察しました。 そこでは、天の川の『保育園』では見られない星々が誕生…

 彗星NEATの本当に素敵なクローズアップ

Credit : NASA, NOAO, NSF, University of Alaska, STSI C/2001 Q4(NEAT)彗星のこの画像は、2004年5月7日にアリゾナ州のトゥーソン近くにあるキット・ピーク国立天文台のWIYN 0.9-メートル望遠鏡で撮りました。 およそ満月の5倍の範囲になる1平方度視野の…

彗星のヒャクタケも素敵な(NEAT)ライナー(LINEAR)でメーチホロツ?

今日の宇宙画像は、昨年の春から初夏にかけて彗星観測者の拡張に寄与した彗星のひとつです。 例によって主題画像の拡大は、少し控え目かもしれない4000ピクセルにしました。 関連は、彗星のコマと太陽に接近しすぎて寓話の主人公のようになった彗星です。 最…

 3年後も星の爆発を反映し続ける光

Credit : NASA, ESA, STScI/AURA 星のV838一角獣座の(V838モン)のハッブル宇宙望遠鏡の最新の映像は、塵塗れ雲構造を囲む照明の劇的な変化を明らかにします。 星が2002年の初めに数週間突然、明るくなって以来ずっと、光の反呼ばれる外見は、かつて見たこ…

ゴッホの『星の夜』を模倣したような星の爆発連続

今日の宇宙画像は、本当につい最近の星の爆発の初期から拡散する星雲模様を連続で観察しています。 初めて観測できたのが2002年ですけれども、実際には、22000年ほど前の出来事です。 時間の差異はともあれ、星の爆発の初期からをこのように連続で記録できた…

 透けて見える銀河:天の川の中央を明かす

Credit : Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics 私たちの銀河の中心は、ハッブル宇宙望遠鏡さえそれを透過することができないほど、厚い塵が不明瞭にする「れんが塀」の向こうに隠されています。 天文学者は、星々で群がっている美しい眺望を明らか…

天の川の宝石箱と宇宙の惑星オアシス

今日の宇宙画像は、塵に隠れている天の川銀河中心を透かして見た結果です。 銀河中心近くの領域の現在までで最も濃いこの赤外線視界は、僅か6光年の範囲に何千もの星々が詰め込まれていることを示します。 明るい星々の位置は、X線源の位置に合致していなく…

 オリオン星雲:剣の中の宝石

Credit : ESO Very Large Telescope オリオン、ハンターは恐らく北と南半球で観察者にとって、その年のこの時の夜にうまく配置されて、すぐに目に見える最も有名な星座です。 また、天文学者にとって、私たちが生きている銀河天の川で最も近く最も活発である…

オリオンの惑星論議の行く末は?

今日の宇宙画像は、地上の望遠鏡からでもハッブル宇宙望遠鏡に引けをとらない詳細な映像データを得られたことを証明した画像です。 だからといって、NASAの冷酷なハッブルに対する仕打ちを是認するものではありません。 スペースシャトル・コロンビア号の事…

スペースシャトル・コロンビア号 STS―107クルーの記憶

明るい太陽が、スペースシャトル・コロンビア号からの眺めで、地球の地平線上の大気光を切り裂いています。 2003年1月16日、多くの微重力状態実験を特徴とした17日の科学任務のために、STS-107クルーはスペースシャトル・コロンビア号で離昇しました。 しか…

突撃作戦を練る?南極氷山B-15A

今日の地球画像は、南極ロス海の氷山と氷舌の激戦の予定変更です。 突撃するはずの氷山が、燃料切れよろしく座礁しました。 画像でもわかるように、この氷山の座礁は、スコット海岸沖の海氷に思わぬ余波をもたらしています。 今日のページは、1月22日から…

 曲がった塵通路を持つ銀河

この画像は、独特な渦状銀河ESO 510-13を含む南星座海蛇座内の空範囲を示しています。 それは、有名な「ソンブレロ」銀河に似ていますが、その赤道の塵面は著しく反っています。 この銀河の回転速度は3300キロ/秒で、およそ1億7000万光年離れていて、全体の…

 銀河ペアNGC 5090と5091

この画像は、ケンタウルス座の中の一対の銀河NGC 5090と5091です。 これらの銀河は、ESO269-57と同じ距離くらいに位置し、銀河の同じ集団に属するかもしれません。 この画像では、右上に見えているNGC 5090によって、NGC 5091が相互作用で潮の混乱で楕円渦状…

 巨大な影響し合う銀河NGC 6872とIC 4970

Credit : ESO Very Large Telescope この画像は、数学的な「積分サイン」のように作られる素晴らしい縞のある渦状銀河NGC 6872を示します。 この銀河は、タイプSBbで、ちょうど中央より上のタイプS0の小さい銀河IC 4970を伴って、相互に作用しています。 銀…

数学が得意な知的生命体が多い?南空の衝突銀河

今日の宇宙画像は、私たちの天の川銀河のほぼ4倍弱の範囲がある渦状銀河のNGC 6872とその銀河に衝突したIC 4970銀河です。 非常に印象的な姿で輝きも一入です。おまけにアインシュタインさんのように数学が好きな知的生命体が占拠している様で、ものの見事…

宇宙の滝で泡を吹いて戯れる蟹

今日の宇宙画像は、宇宙の滝、宇宙の泡、宇宙の蟹の星雲です。 全て、ヨーロッパ南天文台のベスト・ショットです。 主題の画像は正に『滝』の流れそのものです。 どうしてこのような現象になっているのか、今現在でも解明されていません。 と言うことで、滝…