2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「だからね」と相対性理論が主張する?

今日の宇宙画像は、アインシュタインさんの相対性理論による宇宙のレンズ効果の画像です。 遥か遠くの銀河集団の重力が、拡大鏡のように宇宙のレンズ効果をもたらして、さらに遥か遥かに遠い多くの銀河を見せてくれました。 2003年1月にも取り上げてい…

ブラックホールに飲み込まれる天体の悲鳴

今日の宇宙画像は、私たちの天の川銀河中央のブラックホールです。 このブラックホールの近くで、強烈な閃光が数分間の間だけ記録されました。 その原因として考えられるのが、ブラックホールとニアミスした天体の物質が、ブラックホールに飲み込まれて悲鳴…

宇宙飛行を身近に引き寄せたスペース・シップ・ワン

今日の宇宙画像は、近い未来の宇宙旅行の乗り物です。 湯水の如く税金を投入したものではなく、小さな会社が全身全霊と誠意を込めて作りました。 結果は、世界中の多くの人々に宇宙旅行をとても身近に引き寄せてくれました。 NASAにしても日本の宇宙機関…

食事中の銀河ケンタウルスAの内部

今日の宇宙画像は、衝突した大きい銀河が小さい銀河をまるで食事をしているような詳細で示しています。 関連の地上とハッブルの各望遠鏡の画像、そして、シュピッツァー宇宙望遠鏡のこの画像の比較で、衝突した銀河にどのような変化が起こるかの例示といえる…

環状の雲にも見えた金星の太陽面通過

今日の宇宙画像は、今月8日の金星の太陽面通過です。 絵画のように素晴らしい記録ですけれど、金星が確かに薄黒く丸い雲のようにも見える画像です。 関連は、先日予告したように主役だけにしようと思いましたが、今日の画像を撮ったカメラマンの連続的な素晴…

100メートルの角を持つ彗星ウィルト2

今日の宇宙画像は、彗星ウィルト2です。 とても滑らかな表面であると思われていた彗星ウィルト2が、その名の通りに野性味あふれるような突起の表面特徴を持っていました。 映像データの点検を終えたばかりともいえるので、これからそれぞれの映像をこまめに…

ヘラクレス上空のアナレンマ模様

今日の宇宙画像は、古代ギリシャの史跡上空の太陽のアナレンマです。 丸一年、同じ日の同じ時刻に太陽の位置を記録して作った画像です。 天候にとても左右されますので、地中海のような穏やかな地域が、一番記録に適しているのかもしれません。 関連は、地球…

真っ赤に燃える太陽のカラフルな肖像

今日の宇宙画像は、太陽表面を温度差で示した画像です。 オレンジ色の太陽が、夜の蝶さんたち以上に着飾って化粧したように、カラフルに見えます。 太陽の縁周辺では、外に広がる大規模なプロミネンスを確認できると共に、日頃は黒く示される太陽黒点の「白…

宇宙ポテトの原産地を巡ったガリレオ

今日の宇宙画像は、小惑星のアイダと月のダクツゥルです。 このアイダのように多くの小惑星が、小さな衛星月を持っていることが知られています。 関連は、アイダともう1つの小惑星ギャスプラです。 どちらもガリレオ宇宙船の映像データによります。 ジャガ…

トリフィド星雲のハートを覗いたハッブル

今日の宇宙画像は、とても若い発光星雲であるトリフィド星雲です。 星雲の一部分で、星雲を隠すほど多くの塵があって、ウィリアム・ハーシェルにトリフィド(三裂)星雲にその名前を与えさせた3本の暗い通路をもたらしています。 この星雲は、直径が約40光年…

蜂蜜ドリンクで、栄養をつけた?彗星

今日の宇宙画像は、彗星C/2001 Q4(NEAT)と散開星団です。 金星などに話題を移しているうちにいつの間にか、微かに見える程度まで遠ざかっているようです。 関連は、彗星C/2001 Q4(NEAT)の通過軌跡や今後の観測の参考になりそうな軌道図です。 一足早い夏…

ウルトラマンの故郷は、M78それともM87?

今日の宇宙画像は、楕円銀河のM87です。 私の記憶に相違なければ、地球の安全のために活動しているウルトラマンたちの故郷が、最初はM87であったはずです。 ところがいつの間にか、とても近いM78に変更したようです。 ウルトラマンの故郷については、どちら…

金星の太陽面通過日食の全記録集?

今日の宇宙画像は、6月8日の金星の太陽面通過です。 金星観測の満月状態から新月状態までの時系列映像集ともなりそうです。 関連は、ネタが尽きましたので、静止画と動画のギャラリーです。 静止画では、太陽に浮いているような金星、額からはみ出た金星、…

端役から準主役になりそうな土星の月

今日の宇宙画像は、土星の月フェーベです。 カッシーニの今後の飛行任務における前座の映像ですが、ひょっとしたら準主役級のデータになっているかもしれません。 笑窪が無数にある月ですけれども、階層化した表層には、氷の層があったり、他の側では、全く…

オーロラの直撃で噴火したようなヘクラ山

今日の宇宙画像は、アイスランドのヘクラ山の噴火とオーロラです。 周知のようにアイスランドは、日本以上に活発な火山があります。 そして、国土の大半が、火山の噴火物に覆われています。 関連は、2000年のヘクラ山の噴火記録画像と共にヘクラ山の噴火…

宇宙空間でのマウスの戦いを実況中継

今日の宇宙画像は、遠くの宇宙で衝突している銀河です。 『宇宙のマウス』と愛称を付けられていますが、見方によっては「おたまじゃくし」のようにも見えます。 おたまじゃくしは蛙の子、鯰の・・・とかいう歌も、今では聞くこともないようですね。 私たちに…

関連は、史上初?蝉の太陽面通過

今日の宇宙画像は、金星の太陽面通過手抜きページその2です。 少しばかり心苦しくなりましたので、おそらく史上初となりそうな蝉の太陽面通過の時系列記録画像を取り上げてみました。 この蝉さん、なかなかの役者のようで、金星に擬態したみたいです。 残念…

超クローズアップで見る金星の影

今日の宇宙画像は、手抜きページその1の金星の太陽面通過です。 前日の反動で、画像のみ、つまりギャラリーです。 しかし、ただのギャラリーではありません。 時系列で追っています。さして、変わりがないけれど・・・ 1枚目と2枚目には、鑑賞に堪えうる…

太陽に金星の擬態を演出した地球

今日の宇宙画像は、金星の太陽面通過です。 一見すると金星のように見えますが、本物の太陽です。 惑星地球の大気圏も粋な演出をしますね。 さて、関連は、金星の疑問などです。長い文の後には、すばらしい金星の太陽面通過ギャラリーがあります。 言語明瞭…

今度は、はっきりと見られる太陽面の水星

今日の宇宙画像は、この月日号に起こった金星の太陽面通過に関する水星の太陽面通過です。 というような書き出しは、あまり画像には期待を持たないでくださいと同じということで・・・ 関連は、どうして金星の太陽面通過が起こるのかやその周期などです。 た…

その名、『乳房』という雲との遭遇

今日の宇宙画像は、ちょっと「不気味」でも『男性』には特に魅力的な名前を付けられている雲です。 その名は、『乳房』雲。良い響きですか? 地球の雲は、気流作用の支えで形成されます。その中のひとつに乱気流があります。 ここ数日のアクセスの多さは、ま…

拡大鏡でも見つけ難い太陽の中の水星

今日の宇宙画像は、便乗が好きなマスコミが囃し立てた金星の太陽面通過の前座、惑星水星の太陽面通過です。 関連1枚目の画像も主役の画像同様に、水星がとても控え目にポーズしています。 そこで、更なる関連画像では、控え目な水星を主役まで引き伸ばした…

前世紀の懐かしのアポロ17号ギャラリー

今日の宇宙画像は、とりあえず現在までは月面を歩行した最後になっているアポロ17号です。 白黒画像が証明?するように、ずいぶん昔の出来事かもしれません。 その「昔」にも、関連のギャラリーのように「色付き」の画像もありました。 なお、惑星地球上で…

太陽系の果てに届く真昼の太陽光線

今日の宇宙画像は、最近発見されたばかりの「第10番目の惑星候補」のセドナです。 太陽系の果てとも言える世界でも、真昼の太陽光線が確かに届いているようですが、それでも、極寒の世界です。 一部の科学者たちは、この世界に「生命」の痕跡があるかもしれ…

無数の星々が誕生している近くの星雲

今日の宇宙画像は、可視光で見ることができない無数の星が誕生している星雲です。 関連3枚目の画像は、確認できたホンの一部になります。 同じ天の川銀河に属していますが、塵が濃いために今日の画像のように詳細を観測することができなかった模様です。 関…

昼の空が青い理由と同じ青い星雲

今日の宇宙画像は、電波からガンマ線までの幅広い様相を見せるロー・オッフィユキー星雲とその周辺です。 関連は、このロー・オッフィユキー星雲と球状星団M4、そして反射星雲と星々の誕生している星雲などです。 ちょっと鑑賞できそうな星雲などを探してい…

銀河の結婚合体は、波乱万丈模様

今日の宇宙画像は、銀河同士の衝突でたくさんの星々と星団が誕生し消滅している銀河です。 銀河の衝突では、星々の衝突が稀なものですが、当然にその影響は計り知れないもので、とても大きな星を誕生させたり消滅させたりするようです。 この画像のように見…

接近して改めて見る複雑な土星のリング

今日の宇宙画像は、到着で秒読みに入ったといってもよいカッシーニの撮った土星です。 あまりに近いために惑星の全貌を撮ることはできませんが、近くなければ得られない映像データを多く提供しています。 関連は、タイタンなど土星の月について触れてみまし…

大地に足をつけたくてもできない宇宙遊泳

今日の宇宙画像は、スペース・シャトル・アトランティスの乗組員が宇宙遊泳で船外活動している模様です。 上下が、どちらになっているのか一瞬見落とす体験は、水中ダイビングのときくらいではないでしょうか? 宇宙では、足元が即「下」というわけではない…