「だからね」と相対性理論が主張する?

 今日の宇宙画像は、アインシュタインさんの相対性理論による宇宙のレンズ効果の画像です。
 遥か遠くの銀河集団の重力が、拡大鏡のように宇宙のレンズ効果をもたらして、さらに遥か遥かに遠い多くの銀河を見せてくれました。
 2003年1月にも取り上げていますが、今日のこのページを私のサイトの公式版にしたいと思います。
 画像は、そのままを援用しましたが、文章は若干補正いたしました。
 ある程度わかりやすくなたっのではと思いますが、作っている当人が相対性理論について今九くらい理解不足のためこれ以上の専門的な内容は、他のサイトでお調べ願います。

宇宙を歪める銀河集団アベル1689
Credit: N. Benitez (JHU), T. Broadhurst (Hebrew Univ.), H. Ford (JHU), M. Clampin (STScI), G. Hartig (STScI), G. Illingworth (UCO/Lick), ACS Science Team, ESA, NASA
説明:
 20億光年離れている銀河集団アベル1689は、宇宙で最も大きい天体集合のうちの1つです。
 ハッブル宇宙望遠鏡の先進調査カメラによるこの眺めで、アベル1689は、アインシュタインによる重力の相対性理論が予測したように宇宙を歪めて見せました。
 そして、集団の後方にある個々の銀河からの光を複雑に曲げる作用をもたらし、映像を湾曲させました。
 この莫大な重力レンズの力は、その量に依存しますけれども、集団の黄色みがかった銀河の形で見える物体は、背景銀河を観察する青っぽい弧を描く映像を作るために必要な総数のおよそ1パーセントを占めるだけです。
 実際、レンジングするこの宇宙規模を説明するのには、空間を十分に曲げることができる相当数の重力質量を必要とします。しかし、それはまだ不思議な暗黒物質の形です。
 集団の重力の有力な源として暗黒物質の目に見えない存在は、レンズのついた弧を図示して背景銀河の映像をゆがめました。

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