2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

宇宙にも「終焉」がある摂理について

今日の宇宙画像は、宇宙の将来に関することを示唆しているという画像です。 億年単位の話題ですが、宇宙の70パーセントを占めているという「暗いエネルギー」が宇宙の将来を決定するらしいです。 考えられるシナリオとしては、今までと同じように拡大して崩…

太陽質量の200兆倍ある80億年前の銀河集団

今日の宇宙画像は、80億年以上も前に誕生したらしい銀河の集団です。 質量が太陽の200兆倍以上もあるらしいですが、これだけの銀河集団ですから当然かもしれません。 ただ、宇宙が「誕生」してから50億年以内でこれだけの銀河集団が形成されていたと…

この岩もまた叩いたローバー・スピリッツ

今日の宇宙画像は、火星でフットボールをしたくなったらしいローバー・スピリッツの撮った画像です。 アジロンダック岩同様にこのフットボール岩もスピリッツが叩きました。 結果は、玄武岩でフットボールでないことを確認しました。 さて、私がNASAが消…

当然のように山の上を川が流れて * 2月23日号 *

今日の宇宙画像は、惑星地球の山並みと天空の川です。 いつでも夜空はこのような眺めかもしれませんが、悲しいことに私たち人類は長時間露出の映像を再構築できないようです。 有機物はとてつもないものを創造しますが、無機物もまた負けない素晴らしさを見…

宇宙からモーニングコーヒーをお届け

今日の宇宙画像は、珍しい左右の両回転の螺旋アームを持っている銀河です。 コーヒーカップに落としたミルクをちょっとだけかき回したような画像です。 銀河同士の衝突で回転が反対になる渦巻きが生じたと思われています。 二段重ねの渦巻きかもしれませんね…

火星の夕暮れに浮かぶのは太陽それとも地球?

動画は、ここクリックです。 これがローバーの撮った火星の夕暮れ風景らしいです。 地平線近くの白い点はたぶん地球かも・・・ それにしても火星の大気圏も青いんですね。ほっとしたような・・・細工が相当面倒だったのかなぁ?という感想です。 キャプショ…

宇宙真珠ネックレスの製造過程見学できます。

今日の宇宙画像は、16年余りかけて一つ一つ宇宙ネックレスの真珠を増やしている超新星爆発面影です。 惑星地球人種のある性別種にとっては、異性よりも魅力的なオブジェクトかもしれません。 輝きに負けそうな異性種にとっては、命の縮まる思いのする画像か…

星誕生の産声を目撃させた星雲

今日の宇宙画像は、オリオン星雲近くでの星がまさに誕生し産声をあげた模様です。 半年前には兆候さえ見せていない領域での突然の星雲誕生でした。 プロの天文学者ではなくアマチュア天文家が、12センチあまりの望遠鏡で発見したものです。 星雲の上部から…

天空の城ラピュタのモデル雲?

今日の宇宙画像は、珍しくもあり普通でもある雲です。 通常は、平らな面が上になるらしい雲が、逆に下が平らになっている現象のようです。 このような雲が出現するとたいていは雨や雪が続いて起こります。 今日の画像は見方によると建物を吸い込もうとしてい…

ビッグバンの光に手が届く銀河を発見

今日の宇宙画像は、130億光年離れた銀河らしき天体からの光点です。 非常にかすかであるために拡大画像でも注釈がないと見落とすかもしれません。 130億光年を私たちが使っている距離間隔で「実感」するならば、東京タワー頂上のゴマ粒をニューヨーク…

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2004年2月14日号 ボイジャーだよ、全員集合(古い?) 今日の宇宙画像は、太陽系家族の記念写真です。 水星と火星、冥王星が写っていませんけれども決して他家へ嫁いだりとか家出をしたのではありません。 たまたまこの時に写らなかっただけです。 主…

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2004年2月15日号 太陽系の歴史が詰まっている小さな証拠 今日の宇宙画像は、月の小さな小さなガラス球です。 本当に小さな物質ですが、とてつもない情報を提示した模様です。 私たち太陽系の生命の歴史から遠くいまだに未知の太陽系の天体の存在につ…

火星生命存在派の強力な支援物体?

2004年2月16日号 火星生命存在派の強力な支援物体? 今日の宇宙画像は、またまた小さな球についてです。 昨日の号は、月の小さい球でしたが今日は、火星の小さな球についてです。 昨日の画像は、今日の画像に関連付けるための前触れのようです。 ただ…

渦状銀河ギャラリーとブラックホールの署名

今日の宇宙画像は、銀河の代表である渦状銀河です。 関連画像として、ヨーロッパ南天文台ギャラリーから渦状銀河を数点取り上げてみました。 いずれも拡大画像はとても素晴らしいものばかりといえるでしょう。 最後の関連では、ブラックホールの「署名」画像…

古い銀河での超新星爆発その後

今日の宇宙画像は、ほとんど新しい星が誕生していそうもないと思われる銀河で起こった超新星爆発です。 ほぼ10年前の観測になります。超新星爆発の波紋らしきものを付録の立体視画像と主役の拡大画像で見られるようです。 ところが最近、この銀河M81は、隣…

麗人にも悪魔にも見える黒目銀河

今日の宇宙画像は、渦状銀河のM64です。 M64、別名NGC 4826は、黒目銀河、悪魔の目銀河とも呼ばれています。 とりあえず私は、眠り姫銀河を採用しました。直訳風にするならば、睡眠麗人銀河ともなりそうです。 この銀河は、地球から約1900万光年に位置してい…

火星の微生物の痕跡?衝撃の副作用?

今日の宇宙画像は、現在火星で次の旅行先に備えているローバー・オポチュニティーの撮った岩石の顕微鏡画像です。 これまでの火星探査では見落としがちというか無視されていた火星の岩石表面について、鮮明に送信してきました。 僅か3センチ四方の範囲です…

兄姉星が、妹弟星の誕生を催促?

今日の宇宙画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の撮った5000光年ほど離れている星々の誕生している星雲です。 先に誕生した大きな星からの白熱と放射が星雲に作用して、また新しい星々を誕生させている模様です。 特に黒っぽい粒では、恒星と惑星の体系が構築さ…

見えないけれど見えた宇宙幽霊の不思議

今日の宇宙画像は、小さな幽霊星雲と呼ばれている惑星状星雲です。 このような星雲模様も私たちの太陽の50億年後の将来像の候補の1つです。 先日ご案内したバタフライ星雲(2004年2月1日号)は、どちらかというと「横」から見たような眺めで、ひょっとして「…

砂浜の拡大?火星の拡大!水の作用!

今日の宇宙画像は、火星土壌の顕微鏡拡大です。 火星探査ローバー・オポチュニティーの着陸場所であるメリディニア平地の近くの火星の土壌の拡大した観察は、砂のすばらしい層が散在している粒の大きい粒状物を示しました。 科学者は、球状岩に興味をそそら…

小型銀河は、銀河と星形成の履歴の宝庫

今日の宇宙画像は、多分今なお星が爆発している小型銀河です。 距離が700万光年あまりですが、私たちの天の川銀河グループに属しているようで、別の銀河グループと観測されています。 例によって宇宙規模の話は、答えが有って無いようなものですからこの…

火星の小さな傷は地球にとって大きな一歩

今日の宇宙画像は、現在火星をヨチヨチと歩いているローバー・オポチュニティーが撮ったパノラマです。 主役画像はパノラマの一部にしました。主役と関連1枚目の画像で拡大したものを見られます。 他の関連は、火星につけた小さな傷とスペクトル分析画像で…

銀河は衝突しても星は衝突しない?

今日の宇宙画像も過去に取り上げている衝突銀河のアンテナ(触覚)銀河群です。 画像は、最近のチャンドラ天文台の観測によるものです。 今日の画像に関しては、チャンドラ画像でも取り上げますので、このページでは画像の詳細については触れません。 関連と…

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太陽圏外の恒星圏の惑星大気圏で酸素と炭素を発見 NASA/ESAのハッブル宇宙望遠鏡チームは、2004年2月2日に私たちの太陽圏以外の恒星圏内にある惑星の大気圏で、酸素と炭素の存在を確認したと発表しました。 観察結果の画像はまだ公開されていませんが、ここ…

大きなハートを見せる宇宙の大蜘蛛そして太陽圏外の恒星圏の惑星大気

大きなハートを見せる宇宙の大蜘蛛 今日の宇宙画像は、NASAの新しい宇宙望遠鏡スピッツァーの撮った大マゼラン雲のタランチュラ星雲です。 ほぼ20万光年離れている星雲とその星雲を作っている球状星団について詳細に述べています。 もしこの星雲が近くの…

我が太陽の終焉模様候補一覧

今日の宇宙画像は、太陽のような恒星の終焉模様の惑星状星雲です。 私もいつの間にか「恒星星雲」と拘っていたのが、惑星状星雲の言葉を使うようになってしまいました。 言葉尻を捕らえるのも捕らえられるのもなんですので、俗称を通したいと思います。 さて…

光よりも早い現象を目撃できる動画

今日の宇宙画像は、非常に珍しいガンマ線爆発の画像です。 欧州宇宙機関のX線天文台、XMM-ニュートンは、高速度で強力なガンマ光線爆発を12月の初めに起こした空で、核心周辺の光より1000倍も速く広がるように見えるリングの素晴らしい集合の像を得ることが…

この精度でもまだ着陸機を発見できず

今日の宇宙画像は、先日ご案内した欧州宇宙機関のマーズ・エクスプレスによる画像の続編です。 関連として取り上げていました。まだ少ないデータですので、ローバーともども重複するかもしれません。 今日の関連は、崩れた惑星地球の火星探査「艦隊」につい…