麗人にも悪魔にも見える黒目銀河
今日の宇宙画像は、渦状銀河のM64です。
M64、別名NGC 4826は、黒目銀河、悪魔の目銀河とも呼ばれています。
とりあえず私は、眠り姫銀河を採用しました。直訳風にするならば、睡眠麗人銀河ともなりそうです。
この銀河は、地球から約1900万光年に位置していて、天の川銀河やアンドロメダ銀河に類似した渦状銀河です。
銀河が2通りの回転を見せているということは、高速道路を逆行している日常とも言えるでしょう。
衝突は当たり前で、衝突がないのがその日のトップニュースになるのかもしれません。
互いの回転作用が打ち消しあって回転が止まった渦状銀河は、そのままの位置?上に移動?重力で下に落ちる?
いずれにしてもこの銀河が近くの小さい銀河を飲み込んだように、近くの大きな銀河の潮の力に引き込まれ噛み砕かれるかもしれませんね。
これが宇宙の食物連鎖かも・・・
M64: 眠り姫銀河
Credit: NASA and the Hubble Heritage Team (AURA/STScI), S. Smartt (IoA) & D. Richstone (U. Michigan) et al.
説明:
眠り姫(睡眠麗人)銀河は一目で平和に見えるかもしれません。
しかし、実際には揺れていて回転しています。
予想外のねじれになって、この写真うつりのいい螺旋の外の領域の中のガスが、反対方向で星々の全てから回転していることを最近の観察が示しました!
内側と外側の領域の中のガスの間の衝突は、多くの熱い青い星々とピンクの発光星雲をつくっています。
この画像は、2001年にハッブル宇宙望遠鏡が撮って先週、発表されました。
また、NGC 4826としてカタログに登録されているM64の魅力的な内部の運動は、小さい銀河の間の衝突との結果として生じる混合が、まだ落ち着いていない大きい銀河の結果であると思われます。