2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 真横向きの渦状銀河NGC 2683

Credit & Copyright: Doug Matthews & Adam Block, NOAO, AURA, NSF この素晴らしい島宇宙は、NGC 2683としてカタログに登録されていて、北の星座オオヤマネコ座にたったの1600万光年だけ離れています。 我が天の川に相当する渦状銀河NGC 2683は、この宇宙の…

正真正銘の宇宙を飛ぶ円盤ギャラリー

今日の宇宙画像は、本物の『空飛ぶ円盤(ディスク)』を取り上げろとの声が届きましたので、正真正銘の宙(そら)を駆け抜けているディスク(円盤)のギャラリーです。 鑑賞しやすいように横向きの円盤にご出演いただきました。 姿勢が傾いているのは、私の…

主役の暗黒物質も霞む?謎の天体

今日の宇宙画像は、読むのも嫌になるかもしれない『暗黒物質』についてです。 画像だけでも堪能していただければと、ものすごく「貴重な」画像を関連として取り上げています。 どんな画像かとお尋ねですか? 国会答弁ではないので、ズバリと申しましょう。 …

青い宇宙の海に浮かぶミマスとタイタンの地表

今日の宇宙画像は、昨日の頭髪の薄いタイタンの画像をお披露目したことにより持ち玉が尽きたので、最新の土星の月ミマスを代役として抜擢しました。 今日の副題は、主題画像から降ろされたタイタンの表面(地上)について、現在までにカッシーニから受け取った…

 『タイタニック危機は、ガリガリ?バシャバシャ?』

Credit : ESA 陸、海、泥、クリスマスの後にホイヘンス探査機が、土星の最も大きい月タイタンの表面に到着するならば、どれが歓迎するでしょうか? タイタンは、まだホイヘンス探査機に対して全ての可能性を提供します。 来年1月、ホイヘンスのタイタン着陸…

惑星地球男性になったタイタンの素顔とは?

今日の宇宙画像。 失礼しました。主題画像を間違えました。 なお、この画像は、惑星テラ見聞録が故意にトリミングしたのではなく、カッシーニ・チームの「作品」です。 その意図するところは、思い当たる方を指摘するのではなく、霞の層を目立たせるつもりが…

 アンドロメダ光輪内の若い星々

Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI) NASAのハッブル宇宙望遠鏡(HST)を使っている天文学者は、宇宙でこれまでに撮った最も濃い可視光画像に頼って、近隣のアンドロメダ銀河(M31)を囲んでいる星々の球状光輪の年齢を確かに計りました。 驚いた…

アンドロメダからの光輪のポスト・カード集

今日の宇宙画像は、アンドロメダ銀河周辺の星空風景です。 ホンの数個しか見つけられない夜空の隙間に、ハッブル宇宙望遠鏡は凝視して、遥か遠くの銀河で領域を埋め尽くしました。 今日の主題は、遠くない明日にこのアンドロメダまで旅行した時に、日程に余…

ハッブルが、古い銀河で紫外線の源を確認

Credit : NASA, GSFC, STSI, et al. ハッブル望遠鏡の鋭い視野は、楕円銀河の濃い内側で、初めて明確に熱く青い星々を見ました。 ハッブルは、この銀河から発散している紫外線が、それらの一生で遅い段階でとても熱いヘリウムを燃焼している星々の集団から来…

夜中でも星明りで新聞が読める銀河M32

今日の宇宙画像は、アンドロメダ銀河の衛星銀河M32です。 主題の画像の中央下の目立つ白い楕円が、M32です。 この銀河は、比較的観測しやすくまた、大規模なブラックホールの形成の理論の「研究室」にもなっています。 関連では、M32の核にあると思わ…

自然の色で銀河を見せたハッブル

Credit: NASA, ESA, et al. ハッブル宇宙望遠鏡による広範囲な複数の波長調査は、銀河NGC 1512の多くの様相を示しました。 大気圏のずっと上にあるハッブルの独特の視点は、科学者が赤外線から紫外線までの広い範囲の波長で対象を見ることを可能にします。 …

これが本当の宇宙撫子七変化の素顔

今日の宇宙画像は、銀河の中核で輪を描いて星々が誕生しているNGC 1512銀河です。 天体は、ガンマ線から電波まで様々な波長で光を発しています。 今日の主題は、ハッブル・カメラの7種類の波長で詳細に研究したNGC 1512の核です。 合成画像は、銀河中心を取…

宇宙衝突の名残で生まれる集団

Credit : NASA, HST, et al. 古典的な1946年の休日映画「素晴らしい人生」の最初の天使の図は、シュテファンのクィンテットとして知られている小型銀河の有名な集まりの形態を帯びています。 実際は、これらの銀河は、それほど天国のようではありません。 ハ…

銀河の結婚模様がひき逃げ事件に替わった真相

今日の宇宙画像は、広い宇宙で2つの銀河が出会いハート模様も鮮やかに結婚した話題のはずでしたけれども、アメリカのイラク侵略の思惑違いのようになってしまいました。 昨日の号でご案内した天王星のような淑やかな乙女様も、多分銀河に生まれたならば成長…

傾いた惑星のとても鮮明な眺め

Credit: Lawrence Sromovsky, (Univ. Wisconsin-Madison), Keck Observatory, NOAO ハワイのW・M・ケック天文台で行われた天王星の観測は、天文学者を地上から見る詳細のレベルで驚かせています。 バークレーのSSIとウィスコンシンの2つの天文学者チームは…

淑やかな乙女の激怒状況を伝えそうな天王星

今日の宇宙画像は、太陽系の天王星です。 気候的に穏やかな惑星と思われていましたが、とんでもないほどに激烈な感情(天候)を秘めた惑星だったとわかりました。 淑やかな乙女が、髪を逆立て両手に出刃包丁を立ち上げ目玉が飛び落ちそうな形相を想像すると適…

 恒星でもなく褐色矮星でもない謎の天体

Credit: NOAO, Gemini Observatory NOAO-WIYNの天文学者は、相互作用する星の一方が、そのパートナーにとても多くの質量を与えすぎたので、現在知られている星の種類と全然似ていない奇妙で不活発な物体に退化した対象を探し出すために、EFエリダヌスと名付…

近くの宇宙の身に沁みる与え続ける側の悲話

今日の宇宙画像は、与える一方の悲しい性を身を持って私たち惑星地球生命に示している謎の天体です。 パートナーに与え続け痩せ細り、なおかつ、離れようにも離れられない宇宙の「実話」が今日の主題です。 釣った魚に餌をやらないの教訓は、惑星地球の知的…

気まぐれな若い星は、ロゼット星雲内で成熟に向かって噴き出します

Credit: T. Rector/University of Alaska Anchorage, WIYN and NOAO/AURA/NSF 天文学者は、ロゼット星雲の荒れ狂う近郊で、塊りとボウショックで満ちた物質の複雑なジェットを放出している若い星を発見しました。 近くの大規模な星々で生じる激しい紫外線放…

星も生命も成熟過程で噴出する真相

今日の宇宙画像は、私たち生命が成熟過程で噴出する真相を証明するような星の噴出です。 非常に意味深な説明タイトルですが、私が東スポの過激さを真似したのではなく、NOAOの広報担当者がそのようなタブロイド版の隠れ愛読者だったのかもしれません。 さて…

近くの銀河NGC 2403の輝く超新星

Credit: NASA, ESA, et al. 大規模な星の爆発は、このNASAハッブル宇宙望遠鏡画像内で2億の太陽の光線を伴って光彩を放ちます。 右上の矢印は、超新星と呼ばれる星の爆発を示しています。 超新星は、この画像で私たちの天の川銀河の前景星と間違え易いく…

1100万年前の超新星爆発の瞬間を目撃

今日の宇宙画像、山形市に住んでいる板垣さんが、今年、2004年7月31日に発見したとても明るい超新星です。 画像だけを見るならば、近くのオリオン・アームの星々よりも輝いて写っていると錯覚さえ起こします。 この超新星は、私たちから1100万光年離れている…

惑星、星、銀河の起源を調査するNASA宇宙鉄道

Credit: NASA, ESA, R. Sankrit and W. Blair (Johns Hopkins University) NASAが率いるチームは、前例がない詳細さで惑星、星々、銀河の誕生の眺めを供給するために宇宙鉄道の建設を研究しています。 提案された宇宙赤外線干渉の望遠鏡(SPIRIT)任務飛行は、…

400年年前の超新星の謎を解明するNASAの天文台群

Credit: NASA, ESA, R. Sankrit and W. Blair (Johns Hopkins University) 400年前、有名なヨハネス・ケプラーを含む天文学者は、西の空で近くの惑星の輝きと競争する「新しい星」の突然の出現に驚きました。 1604年10月9日に木星、火星、土星と並んで新たな…

色彩も豊かに終焉を演じるケプラーの超新星

今日の宇宙画像は、色鮮やかに観測データを届けたケプラーの超新星です。 望遠鏡を通すと、私たちの目でもこんな風に華やかに見えるのでしょうか? やはりそのためには、巨匠手塚治虫さんの鉄腕アトムや松本零士さんの銀河鉄道999の発想を必要とするかもしれ…

稀な光の演舞

世界中の何百万もの人々は、先週、オーロラ光線の素晴らしい誇示に待遇されました。 太陽は、11月4日〜8日の間、太陽活動の異常に速いペースで、少なくとも5つの大きな「光輪」コロナの大規模射出(CMEs)を起こしました。 CMEが太陽周辺で、全部の粒子を膨張…

宇宙から地球のオーロラを見ると、こうなりました

今日の宇宙画像は、北アメリカで見られたオーロラの気象観測衛星画像です。 全部で3枚の撮像データを組み合わせて作っています。 北米大陸全体に広がるオーロラとカナダ・アメリカの主要都市を中心とする都市灯りが見事な眺めを演出しています。 関連は、宇…

星影のない中心部

Credit: NASA/JPL-Caltech/N. Evans (Univ. of Texas at Austin)/DSS スピッツァー・レガシー・チームは、星誕生の証拠を求め、恒星間の分子雲の「中心部」として知られている密集した領域にNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡で2台の赤外線カメラを利用しま…

見えない暗黒星雲内部で産声を上げた星と惑星

今日の宇宙画像は、星の影も欠片も観測されないと思われていた「星影のない中心部」をスピッツァー宇宙望遠鏡が凝視した結果の画像です。 無い筈の所に「輝く天体」がありました。 さらには、驚きの第二段として、「惑星と彗星の誕生」に欠かせない氷の兆候…

三重の食の惑星

Credit : E. Karkoschka (Univ. Arizona), NASA 説明: 段階区分されたガス巨人木星のこの偽色彩画像は、3月28日に進行中の大きい惑星と共に幾つかの月による比較的珍しい出来事の三重の食が現れています。 ハッブル宇宙望遠鏡の近い赤外線カメラで得たもの…