気まぐれな若い星は、ロゼット星雲内で成熟に向かって噴き出します

Credit: T. Rector/University of Alaska Anchorage, WIYN and NOAO/AURA/NSF

 天文学者は、ロゼット星雲の荒れ狂う近郊で、塊りとボウショックで満ちた物質の複雑なジェットを放出している若い星を発見しました。
 近くの大規模な星々で生じる激しい紫外線放射によって、普通は不透明な環境を取り除かれている対象の若い星は、宇宙のこの範囲でその世代の最後の有望な一つです。
 その希薄な状態は、とても若い星で、ことによると褐色矮星あるいは、内部の激烈な環境で大規模な惑星が形成を試みているような副次的な星の天体の露出を制限しています。
 大部分の若い星は、非常に濃い分子雲に埋められていますが、通常不可能な星形成の初期の段階の新たな眺めをNOAOの光学望遠鏡で得ました。

 この画像は、可視光望遠鏡で原始星を詳しく研究できる極少数のひとつで、貴重な発見を得た事例になります。
 キット・ピーク国立天文台のWIYN 0.9-メートル望遠鏡で撮ったジェットの光学の画像は、ロゼットHH1として現在知られている8,000天文単位以上(1AU = 1億5000万キロメートル)も非常に一直線に伸びているジェットを示しました。
 このジェットは、突出した塊りを含んで、毎秒2,500キロメートル以上の極超音速で、急速な回転をする若い恒星状天体から放出される物質の「弾丸」を他に暗示していると天文学者は解釈しています。
 若い恒星状天体の向こう側のボウショックは、反対方向に変質し広がっている逆のジェットの存在を示唆します。

 それが本当に対のジェットであるならば、それがどのように両極性のジェットが単極または、少なくともとても非対称のジェットに展開するか、唯一の現存の観測の証拠であるかもしれません。
 まさしくこのことは、融合ディスクが低質量星から別れて蒸発するので、この幼児星が、物質が不足して飢えていることを示唆しています。
 場合によっては、この過程は、分離された褐色矮星または惑星質量天体で起こるかもしれません。それは、私たちの天の川銀河の近くのオリオン星雲や他の過熱点での内側に観測されたそのように孤立した天体の潜在的進化の解答を提供します。

今日の宇宙画像 2004年11月16日号へは、ここをクリックすると移動します。

 11月17日号は、成長した星がパートナーの星に物質を与えて与えて、なおかつ与え続け、ついには痩せ細り「骨と皮」になった現在も、まだ与え続けてるのに、完璧なまでに見向きもされず相手にもされない謎の天体の宇宙悲話です。
 決して、創作ではなく「宇宙の実話」です。
 話題の「電車男」物語とは、似て非なる成就しない白色矮星の片思いの成れの果てですので、涙をこらえながら、今夕のご案内を目標に制作しています。
 タオルとバケツのご用意をしてお待ちいただければ、涙水害の被害を最小限に食い止められると思いますが・・・・
 なお、涙水害に遭遇した場合でも、損害保険の適用はございませんので、ご承知の上お読み願います。