2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

プロミネンスと不可思議な光源の太陽

今日の宇宙画像は、先月に観測された太陽のフレア活動です。 太陽の半径の半分近い大きさのプロミネンス(傑出)が見られたようです。 この後で、ソーホーの計器の一部に障害が生じたようで、太陽全体を観測する映像データがいまだに記録できていません。 関…

マッハ7の壁を越え、マッハ10も射程圏内

今日の宇宙画像は、NASAの将来の宇宙船候補のテストについてです。 大気圏を飛行する乗り物として、最高速度の記録を更新しました。 推進力となる燃料についても、燃焼に必要な酸素を飛行中に空中から取り入れ超音速に加速できることを立証したともなり…

 赤が青・・・泡星雲NGC7635の変貌

今日の宇宙画像は、天の川銀河に属している泡星雲です。 関連画像を見るとわかるように赤い星雲が、青い星雲、緑や金色の星雲にと変化自在のようです。 もちろん、撮影するときのフィルターによるものです。 それぞれの画像の説明から考えるとメインの赤い色…

ワシが見定める餌?のミール

今日の宇宙画像は、ロシア(旧ソビエト連邦)の宇宙ステーション・ミールです。 ニュージーランドの半島がまさにワシの頭部のように見えます。 そして、ミールは、睨まれ萎縮した「餌」になりそうです。 関連では、スペース・シャトルの呼称の由来とミール・…

水星、金星、火星、木星、土星そして月

今日の宇宙画像は、太陽系の惑星眺めです。 これから翌週にかけて、数年に一度というとても珍しい5つの惑星、水星、金星、火星、木星、土星そして月の勢ぞろいを見られます。 関連は、3月22日の夜空から4月2日の夜空模様、そして、観測の参考として夜空…

見えない光景を素敵に見せる星雲模様

今日の宇宙画像は、オリオン星雲です。 関連は、スペクトルについての触りとオリオン星雲で見つかった原始の惑星システムです。 どうやら恒星が、単独で存在するよりも惑星という家族を持っているのが、多数を占めているようですね。 ということは、広い宇宙…

火星の「見返り美人」?オポチュニティー

今日の宇宙画像は、振り返れば横浜と歌いだしたかもしれないオポチュニティーの見返り風景です。 そして、新しい移り気先を見つけた模様です。 ここでまた、しばらく好奇心を発揮する模様です。 関連は、着いたところが「浜」であったようで、「水」が「海水…

硫酸雨?と不審電波の宝庫の金星

今日の宇宙画像は、金星です。 関連では、金星表面のほぼ98パーセントを100メートルの解像度で得たデータからの超拡大画像もあります。 いろいろと火星と共に物議を醸し出す金星ですが、「知性体」の存在がどうも有力のようですね。 これだけ近い惑星な…

緑色の閃光を垣間見せる太陽

今日の宇宙画像は、昨日に引き続き地球から見た太陽の一面です。 しかし、いつもの太陽と異なるのは、「神話」あるいは「稀」ともいわれている緑色の閃光を放つ太陽です。 いわば、「4つ葉のクローバー」を見つけたときの感動に似ているのかもしれません。 …

春分の地球の素顔

太陽の次に、地球の春分についても触れないと片手落ちになるとの声も無いのですが・・・ 言われる前に用意してみました。 ついでに、3月21日の地球画像ページには、いつでもほぼリアルタイムで日本周辺の様子を見られる設定もしてみました。 天気が気にな…

 本当に真東から昇る太陽です。

今日の宇宙画像は、春分の太陽です。 正真正銘で真東から太陽が昇りかけている画像とのことですが、撮影した場所を知らない人には、ごく普通の日の出画像かもしれませんね。 今日の関連画像は、拡大で見ごたえのありそうなものを取り上げてみました。 ついで…

南北の年間の季節変動を見ると

私たちも日々赤くなったり、青くなったりしますが、その起源はどうも親惑星の「遺伝子」を受け継いでいるのかも・・・ と思えそうな今日の地球画像です。++++++ この画像は、様々な角度イメージング分光放射計(MISR)計器による煙霧質光学の濃度の地…

野生の美を見せる小惑星ウィルト2

今日の宇宙画像は、まだ地球に飛び込みそうもないけれども野生にあふれる小惑星です。 ワイルドと呼ぶこともありますが、発声的にはウィルトもしくはヴィルトのようです。 英語の薀蓄はこれくらいにして、今日の関連では、観察が待ち遠しい彗星についてです…

火星自然の芸術美とローバー・ダンス

今日の宇宙画像は、久しぶりの火星探査ローバーちゃんからです。 スピリッツ君は、火星表面を300メートル以上も旅行しました。 私たちにとっては「僅か」でしかない距離ですが、地球よりも弱い太陽光線をエネルギーとするローバーちゃんたちにとっては、数キ…

小惑星に接吻を迫られ冷や汗の地球

小惑星に接吻を迫られ冷や汗の地球 3月18日午後5時08分(アメリカ東部時間)に、直径およそ300メートルの小惑星が、地球のほほをかすめて通りました。 予想されていたとはいえ、地球は接近の記録更新に冷や汗を数粒流した模様です。 月に比べたら蚊…

また記録を更新したとても遠い銀河

今日の宇宙画像は、最も遠くつまり最も宇宙の初期に近い銀河です。 この銀河は、赤方偏移の記録を更新しました。しかし、レコードブックはまだ、閉じられません。 画像的には、その道の専門家にとっては垂涎の的かもしれませんが、私としては関連画像を含め…

第10惑星?セドナ物語の全貌

今日は、画像よりもセドナ物語で(T_T)(;_;)かも・・・ 日本の物語にこのような話ってありましたっけ? 父の犠牲になったというよりも子を蝕んだというか・・・ ちょっと考えさせられる物語でした。−−−−−−−−−−−− 今日の宇宙画像は、2004年3月15日(アメリカ時…

 星々の恋人たちを見守るオリオン星雲

今日の宇宙画像は、オリオン星雲です。 折に触れて取り上げていますが、今日はギャラリーを兼ねてまとめてみました。 それでも当然ですけれど、まだホンの一部に過ぎません。 さて、今日の主役画像の中には、「ロズウェル 星の恋人たち」にでてくるクラッシ…

 太陽系で最も遠い天体 第10惑星の発見を確認

NASA援助による研究者は、地球の太陽を軌道に乗って回っている最も遠い天体を発見しました。 天体は、地球から冥王星より3倍ほど遠い不思議な惑星のような物体です。 その距離から太陽は、私たちが手にする止め針の上部で完全にそれを遮ることができるほ…

20億km離れても雄姿を見せるヘールボップ

1997年のこの時期、夜空で舞うこの彗星に酔いしれませんでしたか? 私も何度となく彗星を追いかけていました。同じ所から見ていただけですけれど、日々に動く彗星の雄姿が今なお、鮮明に脳裏に浮かびます。 数点の素敵な彗星画像をギャラリーにしてみま…

南夜空の星明りが照らす天文台の眺め

今日の宇宙画像は、星明りだけで照らされた天文台と夜空です。 南アメリカの高山に降り注ぐ星々の「雨粒」を一つ一つ見られます。 また、控えめな天文台の外観が星明りでもはっきりと見ることができます。 関連は、大小のマゼラン雲と国際宇宙ステーションか…

NASA公表ついに目撃!火星上空のUFO そして リングだけが個

NASA公表ついに目撃!火星上空のUFO ついにNASAが隠し切れずに火星上空のUFO目撃画像を公開しました。 例によって、過去の火星探測機の廃棄したものあるいは隕石と推定していますが、惑星地球以外の「人造天体」にもちょっと言及しています。 …

終焉無くして誕生は無い星雲の証明

今日の宇宙画像は、NASAのスペースシャトルの乗組員でもあった天文学者の名前がついているHenize(Hen-eyesと発音)星雲です。 銀河の星雲内で星々が、どのように誕生する切っ掛けになるのかを理解する手掛かりを提供しているようです。 関連画像及び動…

火星にノアの洪水伝説はある?ない?

今日の宇宙画像は、火星ローバー・スピリッツによる水の痕跡の結晶があった岩です。 周辺の状況は、拡大画像で見ることができます。 関連は、この岩の顕微鏡拡大画像とオポチュニティーが岩剥離できめが細かい結晶性の赤鉄鉱に塗れた画像です。 また、地球に…

130億年の今を身近に見せたハッブル

働き盛りのハッブルさんがまた、ヒットを打ちました。今度は3塁打に近い2塁打かなぁ? 昨日から制作し始めたときには、最新画像がなくて古い画像を取り上げてほぼできかかった時に、最新画像の公開になっていたので全て作り直しになりました。 更なる詳細…

「コンニチワ、ウチュウチセイカラデス・・」

今日の宇宙画像は、ひょっとして地球外の知性からの信号かもしれない電波を受信した画像です。 未だに原因は定かでありませんが、SETIメンバーに強い関心を巻き起こしたのかもしれません。 どのように地球の知性の人造信号と異なるのかを比較できそうな信号…

科学に進歩をもたらした磁性天体の出現

今日の宇宙画像は、近くの銀河大マゼラン雲内にある超新星面影についてです。 私のページで取り上げるのは2回目になります。ほとんど焼き増しになりますが、最後の関連で磁性天体爆発のまとめ画像を掲載しました。 四半世紀前の強力なガンマー線爆発の検出…

「クール・マウンテン」の星空議論そして、ゴッホの「星の夜」のその

2004年3月5日号 ゴッホの「星の夜」のその後?宇宙の薔薇 今日の宇宙画像は、宇宙の星が描いたヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「星の夜」のその後かもしれません。 ニュース速報で、一角獣座のV838(V838 Mon)のハッブル宇宙望遠鏡が撮影した最新映像…

本当の「水」を探したいローバーの心境

今日の宇宙画像は、火星ローバー・オポチュニティーの振り返りです。 アメリカ時間で3月2日の「大統領選」に対するブッシュ陣営の巻き返しのための特別「重大」記者会見の中身です。 各国の取り上げ方を見ても分かるようにお付き合い程度の報道です。 何年…

魔女のほうきと宇宙からの「Q」星雲

今日の宇宙画像は、魔女が使って粗大ごみになったのかもしれない星雲です。 1万年と年季が入っているせいか柄が行方不明になっているようです。 ひときわ存在感を示す星は、ダーリンさんの働きの成果? あるいは、大変「優しくない」ママ魔女さんに魔法をか…