「クール・マウンテン」の星空議論そして、ゴッホの「星の夜」のその

 2004年3月5日号 ゴッホの「星の夜」のその後?宇宙の薔薇

 今日の宇宙画像は、宇宙の星が描いたヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「星の夜」のその後かもしれません。
 ニュース速報で、一角獣座のV838(V838 Mon)のハッブル宇宙望遠鏡が撮影した最新映像が、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「星の夜」に相似していると報じていました。
 そこで関連は、V838モンの最近の観察による見解とゴッホの「星の夜」の作品考察です。
 といってもV838モンについては、過去のページとそれほど変わりが無いものです。
 ただ、継続観測の映像比較で蕾から満開にいたる宇宙の薔薇模様を見せています。
 さて、2年後あるいはそれ以降には、散るのでしょうか、それともさらに大きく花びらを咲かせるのでしょうか?

V838モン:激しさの痕跡
Credit: NASA and the Hubble Heritage Team (AURA/STScI)
説明:
 変光する星の一角獣座のV838(V838 Mon)は、私たちの銀河系の端に近い状態で、太陽からおよそ20,000光年離れています。
 しかし、突然の爆発が2002年1月に見つけられて以来ずっとこの謎の星は、研究者がそれが星の進化の映像に適合すると理解しようとするのに対して天文ステージの真ん中に座りました。
 星の瞬間からの光が、反響してV838モン周辺で外壁より先に存在する塵を横切って、その出演は劇的に変わります。
 2月にハッブルの調査のための先進カメラが記録した鮮明なスナップショットで現される塵外壁のこの部分は、直径がおよそ6光年です。
 塵から反射される光が、直接的な照準線と比較して星にわずかに間接的な経路だけをたどるので、光が反響して現在見えるている姿は、爆発よりおよそ2年遅れただけです。
 天文学者は、広がっている反響が最少でも現在の他に10年は、V838モンの曖昧な近郊を照らし続けるのを期待します。

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  1. 2004年3月4日号 「クール・マウンテン」の星空議論

 今日の宇宙画像は、日本の冬の夜空でもお馴染みの眺めです。
 見上げてごらん夜の星を・・・・と口ずさむかもしれません。
 今週は、晴れた夜でもお月様が目立ちますので、かろうじてオリオン座、大犬座、小犬座を構成する星々と金星等の惑星くらいかもしれません。
 関連は、これらの星座と周辺の夜空の地図です。
 それぞれの星を線で結んで、それを骨格として周辺に肉付けをしてそれぞれに似合った星座名を古代の人は創造したのですね。
 見えない空間にその星座の姿を見る発想は、ある意味において大空というキャンパスにその人の想像の芸術を描くようなものかもしれませんね。

寒い山の空模様
Credit & Copyright: David Cortner
説明:
 この素敵な空の眺めは、確かに北半球の冬の空を見る人に対するよく知られているものです。
 樹木の輪郭を見せている光は、アメリカのノースカロライナ州にある近くの町Morgantonとラザフォード大学です。
 しかし、場面はまた、フィクションの登場人物がこの同じ事実の星の空を議論する映画「クール・マウンテン」の注意深いファンになじみがあるように見えるかもしれません。
 スポーツのベルトと剣、オリオン、ハンターは中央より上で簡単に定義可能な星座です。
 星団が明るいアルデバランに据え付けたヒアデス星団の中の星々のV字形の配置が、右より上に位置しています。
 ハンターの左の下には、大犬座のシリウスや小犬座のアルファ等の星々が見えています
 星々を追従するプログラムを必要としますか?
 ちょっと寒い山の空模様の上にあなたのカーソルを置きます。

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