2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

乳飲み子星と母星を見つめる?円錐星雲

今日の宇宙画像は、星々が誕生している円錐星雲です。 この星雲の近くには、母星とも言える大規模な星からの流出物質が、いくつもの星々を誕生させています。 関連のハッブル画像では、母星に最も近い赤ちゃん星の距離は0.04光年ですから、乳飲み子星ともい…

N.Y.911は忘却に非ずと太陽も・・・

今日の宇宙画像は、マンハッタンの夕暮れです。 通りのちょうど西の方角に向かう自動車を吸い込むように、あるいは向かってくる自動車を沈む太陽が吐き出すような光景を見られる機会の紹介画像です。 このページは、鈍行の各駅停車で制作しているため残念な…

別離の嘆きの涙模様を見せる彗星

今日の宇宙画像は、2つの彗星です。 寄り目では見落とします。動かない画像ですから、ゆっくりと交互に見つめることができます。 決して、手抜きをしたのではありませんが、関連素材が太陽系の外に出張しているようで、連絡が取れませんでした。 最近の2つ…

東京を飲み込む広さのオリンパス山

今日の宇宙画像は、欧州宇宙機関のマーズ・エキスプレスが撮った火星のオリンパス山です。 16メガバイトの拡大画像では、オリンパス山を手に取る様な詳細で見ることができます。スクロールが大変かもしれませんけれど、一見する価値はあると思います。 関…

石舞台で束の間に見えた皆既月食

今日の宇宙画像は、イングランドにあるストーンヘッジでの皆既月食です。 国会議員の年金疑惑の暗闇で、突然浮き上がった小泉さんの「幽霊社員」のように思えたのは私だけでしょうか? 小泉さんのように一月に一回程度お茶を飲みに会社に顔を出すだけで、合…

モアイ像もアクの首相の言い訳に睨みを

今日の宇宙画像は、イースター島のモアイ像と惑星直列眺めです。 関連は、イースター島の観光と歴史案内ですが、渡航手段と費用については、各自でたどり着いてください。 改めて思ったのですが、ポリネシア文化と日本文化には共通する点があるような気がし…

宇宙での激務を感じさせない優雅な景色

今日の宇宙画像は、ハッブル宇宙望遠鏡に「宇宙手術」を施している宇宙飛行士です。 宇宙では、どちらが上でどちらが下とは決まっていません。 地球の私たちから見ると逆立ちしている姿勢なのですが、ほとんどの場合この画像のような構図になります。 さて関…

垂涎の宇宙の宝石のような超新星面影

今日の宇宙画像は、1572年にデンマークの天文学者ティコ・ブラーエが観察した超新星爆発で生み出され混乱した星雲の魅力的な詳細を見せるチャンドラ天文台からです。 色彩は異なるX線エネルギーを低、中、高のそれぞれ、のエネルギーに相当する赤・緑・青で…

月でない金星の半月から三日月の変身

今日の宇宙画像は、ほぼ一月半の観測による金星の半月状から三日月状の連続です。 裸眼では、限りなく確認することができない金星の素顔の一面でしょう。 さて、来月8日には、裸眼には無縁とも言える金星の太陽面通過があります。 残念ながら、今回の金星の…

塵に隠れた有望なスター誕生を目撃

今日の宇宙画像は、シュピッツァー宇宙望遠鏡が撮った大規模な星が誕生している発光星雲のシャープレス140です。 可視光画像では、濃い宇宙塵によって誕生している星が隠されていますが、強力な赤外線画像で姿を見ることができると共に、星雲の構成要素につ…

脳見本と整形に失敗した火星の人面岩

今日の宇宙画像は、脳状態の様子を見せているような火星のクレーターです。 関連には、脳外科手術あるいは美容整形を受けてたぶん失敗したかも知れない火星の人面岩のその後です。 素直に考えてみれば、人面岩があるのだから脳状態のような地域があっても不…

エンジェルが踊るところ

アフリカのナミビアでオマトコ山脈の頂上に積み重なっているこの面白い雲の構造を示す画像は、2004年3月半ばに撮りました。 浅い流れで岩に長くたれている水の様に、安定して層化された空気が山の上に押しつけられるとき、空中の露点と水蒸気を凝縮して下部…

欧米びいきの彗星さん、さようなら

今日の宇宙画像は、空模様から忘却の彼方に移されつつあったかもしれない彗星です。 大向こうを唸らせたかもしれない彗星の演舞が、台風の影響で吹き飛ばされそうですね。 日本でも恵まれた地域の方は素晴らしい彗星を堪能できたかもしれません。 残念至極の…

数千年後にもっと素晴らしくなる?星雲

今日の宇宙画像は、天の川でも明るい領域で存在を誇示している星雲です。 主役画像は範囲が広いために見栄えが今一ですが、関連画像のように特徴が豊富な星雲です。 いずれも拡大画像は、壁紙コレクションに追加できるかもしれませんね。 この後の素晴らしい…

砂漠で水を得る方法を忘れた科学者

今日の宇宙画像は、オポチュニティーの撮った難攻不落の火星クレーターです。 小さくパワーにも限界のあるローバーにとっては、身の破滅になるかもしれないクレーターへの挑戦となりそうです。 例によって期待させる割にはの結果になるかもしれませんけれど…

宇宙のゴッホ画伯?アンタレスの多彩な領域

今日の宇宙画像は、近くの星雲と少し遠くの星団です。 まるで絵画のような色彩で、宇宙のゴッホ画伯の作品? 関連は、反射星雲NGC 1999、発光星雲のロゼット星雲、主役画像とタイトルのアンタレス、球状星団のM 4です。 多彩な宇宙の領域ですね。 多彩といえ…

シドニーのセンターポイント・タワーと月食

今日の宇宙画像は、オーストラリアの月食です。 明け方近くに見られた月食が、シドニーのセンターポイント・タワーとまるでペアを組んでいるような画面です。 関連は、各国の月食ギャラリーと説明で触れている天秤座のα星のズベン・エル・ゲヌビです。 今月…

シリウスと輝きを競うような彗星NEAT

今日の宇宙画像は、彗星NEATとシリウスです。 彗星の尾があまり見られないので、シリウスのような星のようにも見えます。 今日の画像は、私たちが普段使うような普通のカメラで撮ったものです。 時間露出で、裸眼では見られない星々が映し出されていますね。…

アーチ状で見る月食の全貌

今日の宇宙画像は、5月5日の月食です。 残念ながら日本の大半では、天候や月の入りにかかって見ることができませんでした。 世界各地では、関連ギャラリーのように多彩な月食を観測できた模様です。 月食は、多くの場合、1年間に2回起こったり、起こらない…

25万度の熱でも溶けない水氷の星雲

今日の宇宙画像は、バグ星雲ともバタフライ星雲とも呼ばれている惑星状星雲のNGC 6302です。 摂氏25万度以上もあるとても熱い星を、零下以下の雹または霰の星雲が囲んでいるらしいです。 宇宙空間では、熱伝導率が劣化するのかもしれませんね。 もし、そう…

 雪の結晶案内

2つの雪片が必ずしも似ていないけれども、形態は通常幅広いいくつかの種類に分類されます。 基本的な雪片の異色の面々について触れてみたいと思います。 注意して雪を見るなせば、自然の雪の芸術を楽しめるかもしれません。NASA等の科学情報 2004年…

 ベントリー結晶

ウィルソン・ベントリー(1865-1931)は、氷の結晶の顕微鏡写真で有名です。 これらの氷の結晶は、アメリカのバーモント州ジェリコにある彼の家の屋外研究所でガラスのスライドに準備して行われました。 彼の忍耐と努力は、例えばこの「普通の樹枝状」の結晶…

地球と変わらない風景の火星を見ると

今日の宇宙画像は、久しぶりのスピリッツ君の撮った火星です。 隣の惑星ですが、どことなくいつか見た風景と思えますね。 紛れもない火星ですが、こうして見ると薄い大気圏と少し気温差が激しいのを除けば直ぐにでも居住が可能なのかもしれません。 「水」と…

寄り目で見逃す二つの彗星の演舞

今日の宇宙画像は、彗星ブラッドフィールドとリニアです。 連休ということで、関連は彗星ブラッドフィールドとリニアのギャラリーです。 夜空も連休のようでショーを見ることができないですね。 私、二日酔いなのか風邪のぶり返しなのか頭がズキンズキン、目…

魅力が満載の木星の月イオのご案内

今日の宇宙画像は、多彩な表面を見せる木星の月のイオです。 地球の月よりもその素顔は多様性に富み、今なお現役バリバリの火山を有しています。 火山の噴火煙柱が、はるか上空300キロメートル以上にも及ぶらしいですから、周回する宇宙ステーションがあ…

惑星と月の主役オーディションの結果は?

今日の宇宙画像は、惑星土星、火星、金星と月の直列です。 5月4日の皆既月食前の前座でしょうか? 関連は、今日の主役画像を撮った方のギャラリーと地球のような青い表情の金星、そして、久しぶりのスピリッツ君が撮った火星のパノラマです。 連休ですので…

これから土星の細部を見せるカッシーニ

今日の宇宙画像は、昨日に引き続き土星関係です。 昨日は、月のタイタンでしたが今日は惑星本体です。 つい最近届いたばかりのカッシーニ宇宙船の撮った土星画像です。 関連は、土星の嵐、土星の4つの月とリング内の2つの月、そして本体のリングです。 これ…