2003-01-01から1年間の記事一覧

暗黒星雲の中の原始星の煌き

今日の宇宙画像は、私たちの太陽系の誕生を観測できそうな暗黒星雲内の星です。 僅か1140光年離れているだけですから、継続観測で私たちの太陽系がどのように誕生し形成されたのか手掛かりを得られるかもしれません。 人類にとっては長い時間になりますが、…

宵の明星と起き立ての新月

今日の宇宙画像は、月と金星のツーショットです。 クリスマスに合わせての画像で、今年のクリスマスにこのような画像を見る機会がありますよというものらしいです。 関連として、月と金星のコース画像、大きな楕円を描く6ヶ月間の宵の明星の連続画像です。 …

ネックレスになり損ねた火星軌道?

今日の宇宙画像は、日本から見ると東から昇り西に沈む火星が、ある時に西から昇り東に沈むように見えるという惑星の後退現象です。 宇宙論のような関連になりましたけれども、要約するならばコペルニクスの「それでも地球は回っている」理論により、惑星の後…

火星自然の芸術模様に人工物は? 他3日分です。

火星自然の芸術模様に人工物は? 今日の宇宙画像は、火星の砂丘模様です。 暗い範囲がかつて水を湛えていた湖であったのかもしれません。 縞模様の段々が、水面から顔を出した島でもあったかもしれませんが、堆積物の積み重ねでもあるようです。 さて、制作…

ここで大規模な星が誕生しています

今日の宇宙画像は、近隣の衛星銀河大マゼラン雲にある星雲です。 この蝶々形の「パピヨン」星雲は、大規模な星の出生の秘密をもたらします。 星の誕生の乱れた激しい動揺をハッブル宇宙望遠鏡が撮りました。 星雲の中の熱い生まれたばかりの大規模な星からの…

騙し絵のような自然の共演です

今日の宇宙画像は、星々に変身させられたムクドリの群れです。 もし、私たちの太陽が数多くの星団に囲まれていたならば、このように見えるのかもしれません。 今日の画像は、見た途端に私は疑ってしまいました。夕焼けの夜空にこんなにも星々が見えるのかと…

これで火星の空を滑空する予定です

今日の宇宙画像は、NASAの新型の飛行機です。 製造本来の目的は、地球での飛行にあるのではなく火星のようです。 ですから、高高度の薄い大気圏飛行の実験になると同時に太陽光の発電動力を要するために既存の最大の旅客機よりも大きなものになっている…

また一歩、宇宙画像の魅力が増しました

今日の宇宙画像は、NASAの新しい宇宙望遠鏡の最新画像です。 このホームページでも新しい宇宙画像項目として追加することになりそうです。 性能的には、ハッブル以上のようです。星雲に限らず星々や遠くの銀河についてもまた新しいデータを得ることがで…

包む?襲う?銀河の星誕生星雲

今日の宇宙画像は、300万光年離れている渦状銀河の星が誕生している巨大な星雲領域です。 渦状銀河M33については、別の機会に関連として取り上げますので、今日は、NGC604について関連として触れました。 また、合わせてハッブル宇宙画像でも2…

ブレ具合が傑作画像になった見本?

今日の宇宙画像は、先月の南極大陸から見た日食です。 テレビのコマーシャルではないですけれど、「動かないで」と撮影者が叫んだようにも見て取れる画像ですね。 そろそろ日本も南極とまでは寒さが厳しくなりませんが、冬本番に向かっています。 冬の寒さに…

何かを話したそうな顔の星雲

今日の宇宙画像は、エキスモー星雲別名がクラウン(道化)星雲とも呼ばれる惑星状の星雲です。 非常に珍しいちょっとした望遠鏡でも見られる星雲のようです。 ハッブルの画像は色処理されていますので、私たちが普通に見ると関連の画像のように見えるようで…

今なお正確に刻む中世の天文台

今日の宇宙画像は、中世のインドのマハラジャが作らせた戸外の天文台です。 巨大に日時計は、今日でも正確に時間を読むことができるようです。 関連画像としてジャイプール天文台観光案内としました。 星々や星雲よりもとても近いインドですから、機会があれ…

生涯でレアな7500年前の瞬間を目撃

今日の宇宙画像は、私たちの一瞬の生涯でも非常に珍しい星の爆発目撃です。 きわめて稀な変光星の1つで、まさに瞬間で爆発し瞬間でかすみました。 7500年前の「今」を現在、目撃しています。 今後数千年にわたり面白い現象を見せるかもしれない星です。…

三途の川より新世界へ向かう宇宙船

今日の宇宙画像は、2006年に打ち上げが予定されているNASAの新しい宇宙船、ニュー・ホライゾン(新視界)です。 愚痴になりますけれどもこうして新しいNASAのロボット宇宙船の計画を見ると、日本の宇宙開発の「雑さ」が否が応でも目立ちます。 …

一役加わるだけでこの素晴らしさ

今日の宇宙画像は、月、沈む太陽、雲海、火山の陰の4役が揃って見ることができる逸品です。 3役よりも1役多いだけでこのような素敵な画像になるようです。 ということは、よく使われる「3役」という言葉もあと「1役」加えることで、予想もしない素晴ら…

華々しくないけれど印象的な星団

華々しくないけれど印象的な星団 今日の宇宙画像は、私たちがいつも見ているような夜空の散開星団です。 星雲や銀河の画像のように華々しさがありませんけれども、これらの星々にも「惑星」があってある種の文明があるだろうなという想像力を引き起こしても…

吸い込む?吐き出し?個性を主張する雲

吸い込む?吐き出し?個性を主張する雲 今日の宇宙画像は、まるで大地を吸い込もうとしているような赤ちゃん雲を吐き出しているようなレンズ状の雲模様です。 まさに自然の造形美でしょう。 想像力を掻き立ててくれる雲模様です。ハワイ一面のレンズ雲 Credi…

関連画像は、金星の都市と空飛ぶ乗り物

今日の宇宙画像は、金星の地表です。 とりあえずNASAの説明で紹介しました。 拡大で取り上げた関連の立体視画像を見ると理解できると思いますが、NASAや地球の科学者の金星に対する説明は「非科学的」であると思わずにいられません。 あまりにも一般…

親惑星の火山に擬態?月の衝突火口

親惑星の火山に擬態?月の衝突火口 今日の宇宙画像は、火星の月フォボスです。 いずれは、火星に衝突してひょっとしたら火星にリングを作るかもしれないと思われている月です。 今日の画像は、私のページで2003年7月1日号の関連画像として取り上げてい…

来年、全天一に輝くかもしれない星そして南極のペンギンが騒いだ理由

南極のペンギンが騒いだ理由を上から見る 今日の宇宙画像は、皆既日食の南極大陸を宇宙から見た画像です。 ものの見事に月の影が大陸を横切っています。 皆既食の太陽画像も素敵ですが、このような地表の画像もまた、皆既日食の様子を伝えてるものでしょう。…

砂粒大でも爆発するとこれだけ広がります

今日の宇宙画像は、夜空のライブカメラが捕らえた獅子座流星です。 星々が多くて注釈がないとどれが流星か見落としてしまうかもしれません。 関連画像には、1998年の獅子座流星で観察できた砂粒大の流星の爆発画像を掲載しました。 砂粒大の流星でも大気…

煙を立ち上げ燃え盛るような星の星雲模様

今日の宇宙画像は、まるで燃え盛る火事場から立つ煙のような雲に囲まれている「燃え立つ星の星雲」です。 関連の紫色も鮮やかな画像と主役の画像とを見比べるのもまた面白いかもしれません。 比較といえば、昨日(11月24日)のNHKの南極大陸と高空か…

すばる  立体視画像で迫り来る銀河のフィラメント

今日の宇宙画像は、熱狂的なファンを抱えている「スバル望遠鏡」画像です。 公式には、「すばる」と表記するようですが、私のページは「英語サイト」からですので「スバル」と表記しました。 なお、関連として「すばる望遠鏡」サイトから最近の話題3点を転…

太陽、月、地球の見事な共演舞台

今日の宇宙画像は、2001年6月のアフリカ・ザンビアで観測した皆既日食です。 今年の皆既日食は、今日、11月23日に南極大陸で出現します。 太陽のコロナ模様が、向日葵の花のように周囲をめぐらしています。 22枚の画像の組み合わせとはいえ、まさ…

これがブラック・ホールの「音」の画像です。

今夕は、チャンドラ天文台画像の最近号です。 天文学者は、ペルセウス内の超大規模なブラックホールの音を「聞く」ことができました。 ペルセウス銀河集団(左)の中心領域の53時間のチャンドラ観察は、音波であるように見える波状の特徴(右)を明らかにしま…

流星がカメラマンを指名した秀作集

今日の宇宙画像は、恒例の獅子座流星群続報です。 他の項目のページ制作が超長文になったために今日の宇宙画像ページは、省エネページにしました。 それでも画像に関しては、選りすぐりを選択しています。 主役画像に限らず関連画像もとても見ごたえがありま…

今夜は、獅子座流星群が日本上空で演舞そして弱肉強食の銀河成長物語

弱肉強食の銀河成長物語 今日の宇宙画像は、天の川の成長物語です。 宇宙平原に巣くう銀河は、より小さな銀河を食いつぶして成長しているようです。 私たちの天の川銀河も例外ではなかったみたいですけれども、遠くない未来にはさらに大きな銀河に天の川も食…

オリオン星雲の中を飛行して見る動画、火星の川痕跡と「人為的」物体

オリオン星雲の中を飛行して見る動画も 今日の宇宙画像は、オリオン星雲の中のボウショックです。 惑星テラ見聞録では、2003年11月5日号と6日号のボイジャー1号の太陽圏脱出に関連して取り上げています。 関連画像として、オリオン星雲の構成要素と…

三角関係の合体は可能と証明できました

今日の宇宙画像は、木星の雲です。 外の惑星に木星のような巨大なガス惑星があるということは、太陽の連れ合いになるはずだったのではと思ってしまいます。 太陽からの距離にしても恒星として連星を作りえる可能性もあったのでしょうけれども、何かが不足し…

北斗七星から降るようなオーロラとUFO?

今日の宇宙画像は、めったに見ることのないオクラホマ州のオーロラです。 北緯35度近辺で、緯度的には東京とほぼ同じところになります。 ですから、先月の太陽面爆発で北海道の他に山梨県でもオーロラを観測できたのも不思議なことではないようです。 オー…