オリオン星雲の中を飛行して見る動画、火星の川痕跡と「人為的」物体

オリオン星雲の中を飛行して見る動画も

 今日の宇宙画像は、オリオン星雲の中のボウショックです。
 惑星テラ見聞録では、2003年11月5日号と6日号のボイジャー1号の太陽圏脱出に関連して取り上げています。
 関連画像として、オリオン星雲の構成要素とオリオン星雲の中を飛行する動画についてです。
 NHK並みの非常に優れた動画になっていますので、見て損はしないと思います。
 さて、最近のNASA情報として2003年11月13日号を同時に公開しました。
 古代火星の川の痕跡についての発見ですが、拡大画像を鑑賞していたら偶然にもとても奇妙な「人為的」物体を見ました。
 詳しくは、最近のNASA情報をご覧になってください。天然ではまず無理な物体に思えるはずです。
 真相は、いずれ遠くない未来にはっきりするでしょう。

宇宙風と衝突するLLオリオニス
Credit: Hubble Heritage Team (AURA / STScI), C. R. O'Dell (Vanderbilt), NASA
説明:
 この弧を描いている優雅な構造は、実際に半光年の範囲があるボウショックです。そして、若い星のLLオリオニスからの風が、オリオン星雲流れと衝突してつくられます。
 オリオンの星の保育園に漂って、まだその形成で間がない変光する星のLLオリオニスは、私たちの中年の太陽からの風より精力的な風を起こします。
 速い星の風が遅く動くガスにぶつかって、超音速の速度の飛行機あるいは水面を移動するボートの船首波に類似した衝撃的な正面が作られます。
 より遅いガスは、画像の下部の右側端に離れて位置しているオリオン星雲の熱い中心星団のトラページアムから流れています。
 3次元において下部端に沿って見るとき、最も明るく見えるボウルのように、LLオリオニスの広角の衝撃的な正面が、形づくられます。
 オリオンの中の複合星の保育園は、右上でかすかな星を囲んでいるボウショックを含む星の形成と関連する無数の相似の流体形を示します。
 この連続写真の部分は、大きな星雲のオリオンに覆われていて、この合成カラー画像は、ハッブル宇宙望遠鏡で1995年に記録しました。


 塵とガスの莫大な雲は、銀河中至る所で見られます。
 最も近いうちのひとつはオリオン星雲です。それは、地球から1500光年離れていて、数光年の範囲があります。
 また、オリオンの星座であいまいな継ぎ接ぎのように人間の目に見えます。
 銀河は、暗い何万もの星雲を含み、いわゆる塵とガスがそれらを後ろ楯にして星の光を不明瞭にしています。
 時間とともに、より高密度ガスの塊りが、これらの一部を作って成長して、重力による引きつける力で周囲の雲から物質を得ます。
 塊りが成長して、ガスの層の重さが増えて、塊りの核で圧力と温度を上昇させます。
 圧力は、それらの物質が溶けて水素核が一緒に隙間なく詰め込まれ上昇を続けて、星の起源を合図する熱核反応に火をつけます。
 私たちは、オリオン星雲でこの出来事を見ます。そこは、星の出生地です。

今日の宇宙画像 2003年11月15日号

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古代火星の川の証拠そして火星人の痕跡

Credit: NASA/JPL/Malin Space Science Systems

 NASAの火星グローバルサーベイヤーからのこの画像は、惑星にちょうど短期の激しい洪水の代わりに、長期にわたる川があったかどうかについて10年の長い議論を解決へと促進することができました。
 三角州のような扇状のものの像は、織り交ざるずっと以前に堅くなって運ばれた沈殿物の侵食し階層化した岩のカーブする隆起で古代の堆積物を示します。
 流れる水が時間とともにそのコースを変えたので科学者は、堆積物の扇状のものに作られた古代の「曲りくねり」の跡としてカーブの一部を解釈しています。
 曲折模様は、初期の火星で若干の谷がかなりの期間にわたって水の持続的な流れを持ったという重要でかつ明確な証拠と科学者は考えています。

 NASAが発表していない火星「人」の「痕跡」についてです。
 下の画像は、今日の画像の90MB原画をほぼ10分の1に縮小しています。
 赤い枠で囲んであるところを原画で拡大してみたら白い「物体」が現れました。
 さらに拡大処理してみたら、「人為的」な建造物のようにも見えます。
 日差しは、左側からですから日に当たる面が黒く見えることは何を意味するのでしょうか?
 考えられるひとつは、「人為的建造物の窓」のようで、つまり建造物の内部が外よりも暗いということにも思えます。
 物体の上部も他の物体と異なって人為的に真平らに作っているようにも見えます。
 白い物体の影が他の物体よりも濃くでていて高さがあるようにも見えます。
 100メートル×40メートル前後の大きさで高さが10メートル以上あると推定できます。
 地球上のちょっとした建造物くらいでしょうか?
 立体視で見るともう少し鮮明に見えるかもしれません。

最近のNASA情報 2003年11月13日号