宵の明星と起き立ての新月

 今日の宇宙画像は、月と金星のツーショットです。
 クリスマスに合わせての画像で、今年のクリスマスにこのような画像を見る機会がありますよというものらしいです。
 関連として、月と金星のコース画像、大きな楕円を描く6ヶ月間の宵の明星の連続画像です。
 どちらも根気が要る作品でありまた、緻密な要素も必要な作品かもしれません。
 何気なく見過ごすか作品を得るために見つめるかが、静止画の中に動きを見せることができるのでしょう。

金星と37時間の月
Credit & Copyright: James W. Young (Table Mountain Observatory), Used With Permission
説明:
 アメリカのカリフォルニア州ライトウッドに近いテーブルマウンテン天文台に、10月26日に激しい火事が、東から迫っていました。
 しかし、日没の後、ちょうど西の方を見た天文学者ジェームス・ヤングは、色あせる薄暮を通してまだ若い三日月と光り輝く金星のこのほっとさせる眺めを楽しむことができました。
 バーデン・パウエル山の地平線の上に沈む細い三日月は、およそ37時間だけ「老人」で、またはその新月相の後正確に37時間でした。
 8月に朝の薄明かりから消えた後に、金星は宵の明星として西空でその配役で傑出したようになっていました。
 細い三日月と衝撃的な宵の明星の相似の美しい組合せは、今日の夕方に薄明かりで西の方に見ることができます。
 APODからの幸せな祝日をそしてよろしく!

今日の宇宙画像 2003年12月25日号へは、ここをクリックすると移動します。