暗黒星雲の中の原始星の煌き

 今日の宇宙画像は、私たちの太陽系の誕生を観測できそうな暗黒星雲内の星です。
 僅か1140光年離れているだけですから、継続観測で私たちの太陽系がどのように誕生し形成されたのか手掛かりを得られるかもしれません。
 人類にとっては長い時間になりますが、光の記録は距離も時間も感じさせないほどに届けられるでしょう。
 最速が光なのかそれとも光を越える何かがあるのか。
 私は、光の速さを超える何かがあると思っています。そして、私たちはその存在に気がついているのかもしれません。

暗黒星雲の若い星
Credit: A. Noriega-Crespo (SSC/Caltech) et al., JPL, Caltech, NASA (Inset: Digital Sky Survey)
説明:
 若い星のような物体からの高速な分子のガスの流出物は、赤外線光線で白熱します。そして、シュピッツァー宇宙望遠鏡によるこの最近の偽色彩画像で現れます。
 HH(ハービック・ハロ)46/47としてカタログに登録されている光学の折り込みの暗黒星雲の右下角の近くにある赤外線の源は、暗黒星雲またはボークの胞子の範囲内に留まっています。可視光で見るとき、それは主に不透明です。
 精力的な流出物特徴は、暗い恒星間物質の中に隠れていて、ほとんど1光年に広がって、太陽のような星の生涯で、初期のものであると考えられます。
 それらは、約45億年前生じた我が太陽の進化の状態として星を取り囲むディスクから太陽系の形成とともに代表するでしょう。
 シュピッツァーの赤外線の性能で調査するじらすような物体であるこの若いスターシステムは、比較的近くで約1,140光年だけ遠くの航海星座ヴェーラにあります。

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