騙し絵のような自然の共演です

 今日の宇宙画像は、星々に変身させられたムクドリの群れです。
 もし、私たちの太陽が数多くの星団に囲まれていたならば、このように見えるのかもしれません。
 今日の画像は、見た途端に私は疑ってしまいました。夕焼けの夜空にこんなにも星々が見えるのかとです。
 説明を読んで、気が抜けたというか構成の素晴らしさに感心しなおしました。
 野鳥の群れもこのような背景というか構図にして加工してみるならば、立派な宇宙画像に変身するのですね。
 さて、皆さんは何に変身しますか?新しい年はもうすぐです。忙しない年の瀬に一方の夢を見て安らぎを・・・

星の群れ
Credit & Copyright: Roger A. Hopkins
説明:
 ほんの少しの星だけは孤独な太陽の10光年以内に見つかります。そして、銀河系の外の螺旋腕の近くで位置します。
 しかし、太陽が銀河の星団のうちの1つの範囲内で見つかるならば、何千もの星は類似した空間を占有するかもしれません。
 夜空は、高密度に詰めかけた星のそのような近くで、どのように見えるでしょうか?
 ロジャー・ホプキンスが、アメリカの西ニューヨーク・フィンガー湖地域にあるモンテスマ国立野生動物保護区でこの写真を撮ったとき、彼はこの同じ概念に打たれました。
 ふさわしく、彼は、穏やかな日没の背景に対してムクドリの群れの写真を撮りました。
 黒い鳥シルエットを白に変えるように彼は、それから画像をうまく処理しました。
 最終的な画像は、劇的に頭上に混雑した空で夜に近づくたまらない星団宇宙の光景を提案します。

今日の宇宙画像 2003年12月13日号へは、ここをクリックすると移動します。

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反転して特徴を際立てる月

 今日の宇宙画像は、満月です。
 といっても全てがこのように見えるわけではありません。
 部分に区切って観測した画像をネガフィルムのように反転したようです。
 このような手法は、科学者が詳細を強調したり際だたせるために多くの場合反転したり疑似色彩画像で使います。
 このような月の画像の場合、月の表面にある流星や隕石の衝突特徴に広がる噴出物に注目する傾向があります。
 個人の嗜好によりますが、つきはどうやら遠く肉眼で見る方が「夢」を広げられそうですね。
 例えば、かぐや姫ちゃんのお家は多分あの辺りとか・・・
 フライング公開で、12日号と13日号が入れ替わっていました。これが正しい12月12日号です。

満月の黒っぽい月
Credit & Copyright: Frank Barrett
説明:
 光り輝く満月は、今週、空を見る人にこれのようにまだ見えていないかもしれません。
 まさに、この画像は12月9日03時30分(世界時)に記録された18枚のデジタル・フレームの寄せ集めです。
 その時、月はその正確な満月の相を過ぎておよそ7時間だけまたは、地球から見た最大のイルミネーションの時間だけでした。
 ここで、明るくて暗い地域と一致しているピクセル数値は、逆に変換されたか、逆転されました。そして、白黒のネガ写真を思い出させる偽色彩表現を生み出しました。
 大きいクレーターTychoからの通常は明るい光線が、85キロメートルの直径衝撃場所から発散して簡単にたどることができる暗い線として、一番下の南の特徴を支配しています。
 通常、暗い月の海は光って銀のように見えます。
 伝統的に、写真プレートで記録される天文画像は、このネガ的な色彩設計で直接に調べられました。そして、目がかすかな詳細を見つけるのを手助けすることができます。

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