ブレ具合が傑作画像になった見本?

 今日の宇宙画像は、先月の南極大陸から見た日食です。
 テレビのコマーシャルではないですけれど、「動かないで」と撮影者が叫んだようにも見て取れる画像ですね。
 そろそろ日本も南極とまでは寒さが厳しくなりませんが、冬本番に向かっています。
 冬の寒さに負けてつい温暖化のことを忘れがちになりますが、確実に地球の温暖化が進んでいるようです。
 さて、転居の騒動もひと段落しましたので、本日号より制作を再開しました。
 しばらくの間は、複数日号を合わせて制作する予定です。
 年内にせめて12月の遅れを取り返せればと思っています。

南極皆既日食
Credit & Copyright: Fred Bruenjes (moonglow.net)
説明:
 先月の南極大陸での珍しい皆既日食の間、太陽、月、2人のカメラマンが全て整列しました。
 一団の熱心な食追っ手は極端な場所を与えられさえして、月の向こうに太陽の超現実的な束の間の消失に遭うために世界の底の近くで危険を冒しました。
 集められた宝のうちの1つがこの画像です。4つの別々の画像の複合物は、現実的に適応可能な人間の目が食をどのように見えるかをシミュレーションするためにデジタル的に結合しました。
 画像を撮った月と太陽は、南極峰の上で一緒にピークに達しました。
 突然の暗闇で太陽の素晴らしいコロナが、月の回りに見えてきました。
 全く偶然に、もう一人のカメラマンは、ビデオ・カメラをチェックしている画像のうちの1つに引っかかりました。
 器材バッグと折りたたみ椅子が、彼の左に見えています。

今日の宇宙画像 2003年12月8日号へは、ここをクリックすると移動します。