包む?襲う?銀河の星誕生星雲
今日の宇宙画像は、300万光年離れている渦状銀河の星が誕生している巨大な星雲領域です。
渦状銀河M33については、別の機会に関連として取り上げますので、今日は、NGC604について関連として触れました。
また、合わせてハッブル宇宙画像でも2003年12月20日号として制作しました。
今日のNGC604は、私たちの近くのオリオンの星誕生域とは桁外れの規模です。
300万光年の距離が、銀河での星の誕生から消滅までを観察させてくれるようです。
ところで、光がとりあえず現在では最速と知られていますが、近年どうやらその定説を塗り替えるような状況もあるようです。また、アインシュタインの相対性理論についても変更があるかもしれません。
ひとつの固定観念だけでは、宇宙の謎を解くことはできないのもまた事実です。少しずつ知れば知るほど謎が深くなっている今日この頃です。
NGC 604:巨大な星の保育園
Credit: NASA and the Hubble Heritage Team (AURA/STScI)
説明:
星は、時々混沌状態の中で生まれます。
近くの銀河M33ではおよそ300万年前、ガスの大きい雲が、星をつくるために重力で崩れた濃い内在的なこぶを生みました。
NGC 604は非常に大きいですけれども、球状星団を作るのに十分な星をつくることができました。
最初のガス雲から離れることに加えて、この雲からの多くの若い星が、ハッブル宇宙望遠鏡によるこの画像に見えています。
一部の星は非常に大きくて、そしてすでに発展し超新星として爆発しました。
最も明るい星は、知られているイオン化された水素ガスの最大の雲のうちの1つをつくるほど、精力的な光を離れて発します。
私たちの天の川の近隣では、大マゼラン雲にあるタランチュラ星雲に相当します。