親惑星の火山に擬態?月の衝突火口

親惑星の火山に擬態?月の衝突火口

 今日の宇宙画像は、火星の月フォボスです。
 いずれは、火星に衝突してひょっとしたら火星にリングを作るかもしれないと思われている月です。
 今日の画像は、私のページで2003年7月1日号の関連画像として取り上げていました。
 また、同日号ではフォボスについて詳しく取り上げていますので、今日の関連はフォボスについて割愛し、火星の山の一つを取り上げてみました。
 過去のページを読み直して、主役画像の説明よりも関連画像の説明が読みやすかったような気がしました。
 そのままコピーしようかなぁとも思いましたが、少し意地になって「新しい解釈?」にしてみました。
 

火星の上のフォボス
Credit: Viking Project, JPL NASA
説明:
 火星の地表より上に単なる3,000マイルの宇宙の中を突進する中央下の左側の小さい月フォボスは、1977年にバイキング2号人工衛星によって広いシールド火山を背景に映されました。
 この劇的な画像は、火山のAscraeusモンスより上に8,000マイルほどの人工衛星の視点から見下ろします。
 フォボスは、人工衛星より下の5,000マイルです。
 北は上部の方で、南から太陽光線が場面を照らしています。黒い点は、参照符です。
 割合に関しては、小惑星大きさのフォボスが直径およそ15マイルである一方、Ascraeusモンスはその底辺の直径がおよそ200マイルです。
 この素晴らしい月と惑星画像で、火山のカルデラ(クレーター)はAscraeusモンスの頂上に見えます。一方でフォボスの表層の日の当たる側の上の衝突火口が、また同じく見えています!

今日の宇宙画像 2003年11月28日号へは、ここをクリックすると移動します。

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120億光年離れたブラック・ホールのジェット

 今日の宇宙画像は、120億光年離れたブラックホールのジェットです。
 実際の観測は、挿入画です。接近してみると多分このようだろうという想像図です。
 今日の画像に関しては、チャンドラX線天文台画像の2003年11月17日号で取り上げています。
 関連や詳細については、チャンドラ画像ページを参照してください。
 イラストでは、分かりやすいように上部にジェットを噴射していますが、挿入画を見ると分かるように中心部が白熱しています。
 おそらくこれが、ブラックホールの正面でジェットの噴射なのかもしれません。
 120億光年も離れていなければ、あるいは私たちの天の川銀河にもこのように正面を向ける超巨大なブラック・ホールのジェット噴射の影響が及んでいたかもしれませんね。

最も遠くのX線ジェット
Credit: A. Siemiginowska (CfA) et al., CXC, NASA Illustration by M.Weiss (CXC)
説明:
 左上の疑似色X線画像折り込みは、10万光年の長さがある高エネルギーの粒子の宇宙ジェット放射を露わにします。それは、クェーサーGB1508+5714から現れています。
 離れて約120億(12,000,000,000)光年、これは既知の宇宙の中の最も遠くの精力的なジェットであるように見えます。
 重要な意義を持つ融合または内部に落下している物質が、活動的な銀河の核で超大規模ブラックホール及び星を形成する雲をこしらえてディスク内にそれ自身で配置していると考えられています。たくさんの量の天体物理学のジェットは、そこを囲む範囲で生産されるようです。
 ここで、イラストで表されるように融合ディスクは、超大規模なブラックホールを囲むと考えられます。そして、ディスクに正常な角度で2つのジェットで光速近くまでに粒子を加速します。
 このクェーサーの場合、粒子が宇宙背景放射から低いエネルギー光子と衝突し、私たちの方へ突きかかるジェットがX線で見えます。
 衝突は、より高いX線エネルギーに至るまで光子を増進させて、私たちの方向にそれらのいくつかを拡散させます。

今日の宇宙画像 2003年11月29日号へは、ここをクリックすると移動します。

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 NASA等の科学情報を公開しました。

2003年11月30日号「10年間で日本列島の広さの海氷が減少」へは、ここをクリックすると移動します。