来年、全天一に輝くかもしれない星そして南極のペンギンが騒いだ理由

南極のペンギンが騒いだ理由を上から見る

 今日の宇宙画像は、皆既日食南極大陸を宇宙から見た画像です。
 ものの見事に月の影が大陸を横切っています。
 皆既食の太陽画像も素敵ですが、このような地表の画像もまた、皆既日食の様子を伝えてるものでしょう。
 関連として、地球の輻射と放射の画像、南極大陸全図です。
 地球の輻射と放射の画像は、真っ赤に燃え盛るような地球です。また、アメリカ南西部が熱波に襲われている状況も把握できます。
 地球温暖化に関連してたまには、太陽のような姿を見せる地球画像でもと。

月の長い影
Credit: Image courtesy J. Descloitres, MODIS Rapid Response Team, GSFC, NASA
説明:
 2003年の第二回目の皆既日食の間、月の長い影は、11月23日に南極の大陸を横切って訪れました。
 地球軌道を周回し水を観測する衛星内のモーディス計器からのデータに基づくこの眺めで月の影は、ほぼ500キロメートル伸びています。
 世界時の23:15と23:20の間で記録された影は、およそ15度だけを南極の地平線の上に掛かる太陽が輪郭を映し出す月のディスクで投げました。
 卵形形の影の中心の暗い部分内の観測者は、全く食した太陽を見ることができました。
 山と雲の影は、同様にちょうど画像の右下角の向こうに南極大陸ノルウェー語で名づけられたクイーン・モード・ランド上に見えています。

今日の宇宙画像 2003年11月27日号へは、ここをクリックすると移動します。

      • -

来年、全天一に輝くかもしれない星

 今日の宇宙画像は、ズーム・アウト画像がとても印象に残るカリーナ星雲のホンの一部分です。
 関連画像には、全てのものが爆発する瞬間というなりそうなカリーナ星雲を取り上げてみました。
 2002年4月28日号の主役画像ですが、当時は関連の掲載と拡大の設定をしていませんでしたので、本日の号に併せて設定しました。
 紫外線のレーザー光線を発していると知られている唯一の天体とのことです。
 この星雲の中に隠れているエータ・カリーナ星が発するレーザー光線を可視で見る想像図も関連として掲載しました。
 来年、まばゆい天体の輝きを目撃するかもしれない星のようです。ひょっとしたら100万年後かも・・・。


 
エータ・カリーナの荒れ狂う付近
Credit: Hubble Heritage Team (AURA/STScI), S. Casertano (STScI) et al., NASA
説明:
 どのように過激な星は、それらの環境に影響を及ぼしますか?
 そのようなことを知る手掛かりを得るために天文学者は、エータ・カリーナを囲んでいる範囲にハッブル宇宙望遠鏡を向けました。そして、星が次の100万年あたりで爆発するかもしれないという徴候を示しました。
 この画像で見られる近くの星雲状物質は、熱いガスの流れ、冷たいガスのプール、濃い粒の結び目と若い星をたぶんつくっている密度の高い曖昧な恒星間の物質の柱に至る原産地です。
 上記の画像は、およそ3光年あるイータ・カリーナ繭の中間部程度の半光年だけの範囲で、300光年以上の範囲がある大きなカリーナ星雲の一部分です。
 1843年4月にエータ・カリーナは、惑星地球の夜空で最も明るい星であるシリウスの800倍遠いおよそ7,500光年離れていても、一時的その次に明るくなりました。

Credit: J. Morse (U. Colorado), K. Davidson (U. Minnesota) et al., WFPC2, HST, NASA
 エータ・カリーナは、爆発しようとしているかもしれません。
 それが来年であるかもしれませんし、今からの100万年後であるかもしれません。誰も知りません。
 エータ・カリーナの質量は、私たちの太陽のおよそ100倍あり、それを強烈なふくれた超新星の優れた候補にしています。
 歴史の記録は、およそ150年前にエータ・カリーナが、南空で最も明るい星の一つにした普通でない爆発を経たことを示しています。
 鍵穴星雲内のエータ・カリーナは、自然のレーザー光線を発すると現在考えられる唯一の星です。
 この画像は1996年に撮ったもので、この危険な星を囲む普通でない星雲において、新しい詳細を出すようにできる高度な画像処理の手順から作られました。
 現在、明らかに2つの異なった突出部、熱い中心範囲と不思議な放射線が見えています。
 突出部は、ガスの通路と中央の近くで発する青と紫外光線を吸収する塵で満ちています。
 縞は、不可解なままです。
 これらの手掛かりは、星雲がどのように作られたかについて、私たちに話してくれるのでしょうか?
 また、より良くエータ・カリーナがいつ爆発するかについて示してくれているのでしょうか?

今日の宇宙画像 2003年11月26日号へは、ここをクリックすると移動します。


親惑星の火山に擬態?月の衝突火口

 今日の宇宙画像は、火星の月フォボスです。
 いずれは、火星に衝突してひょっとしたら火星にリングを作るかもしれないと思われている月です。
 今日の画像は、私のページで2003年7月1日号の関連画像として取り上げていました。
 また、同日号ではフォボスについて詳しく取り上げていますので、今日の関連はフォボスについて割愛し、火星の山の一つを取り上げてみました。
 過去のページを読み直して、主役画像の説明よりも関連画像の説明が読みやすかったような気がしました。
 そのままコピーしようかなぁとも思いましたが、少し意地になって「新しい解釈?」にしてみました。
 

火星の上のフォボス
Credit: Viking Project, JPL NASA
説明:
 火星の地表より上に単なる3,000マイルの宇宙の中を突進する中央下の左側の小さい月フォボスは、1977年にバイキング2号人工衛星によって広いシールド火山を背景に映されました。
 この劇的な画像は、火山のAscraeusモンスより上に8,000マイルほどの人工衛星の視点から見下ろします。
 フォボスは、人工衛星より下の5,000マイルです。
 北は上部の方で、南から太陽光線が場面を照らしています。黒い点は、参照符です。
 割合に関しては、小惑星大きさのフォボスが直径およそ15マイルである一方、Ascraeusモンスはその底辺の直径がおよそ200マイルです。
 この素晴らしい月と惑星画像で、火山のカルデラ(クレーター)はAscraeusモンスの頂上に見えます。一方でフォボスの表層の日の当たる側の上の衝突火口が、また同じく見えています!

今日の宇宙画像 2003年11月28日号へは、ここをクリックすると移動します。

        • -

120億光年離れたブラック・ホールのジェット

 今日の宇宙画像は、120億光年離れたブラックホールのジェットです。
 実際の観測は、挿入画です。接近してみると多分このようだろうという想像図です。
 今日の画像に関しては、チャンドラX線天文台画像の2003年11月17日号で取り上げています。
 関連や詳細については、チャンドラ画像ページを参照してください。
 イラストでは、分かりやすいように上部にジェットを噴射していますが、挿入画を見ると分かるように中心部が白熱しています。
 おそらくこれが、ブラックホールの正面でジェットの噴射なのかもしれません。
 120億光年も離れていなければ、あるいは私たちの天の川銀河にもこのように正面を向ける超巨大なブラック・ホールのジェット噴射の影響が及んでいたかもしれませんね。

最も遠くのX線ジェット
Credit: A. Siemiginowska (CfA) et al., CXC, NASA Illustration by M.Weiss (CXC)
説明:
 左上の疑似色X線画像折り込みは、10万光年の長さがある高エネルギーの粒子の宇宙ジェット放射を露わにします。それは、クェーサーGB1508+5714から現れています。
 離れて約120億(12,000,000,000)光年、これは既知の宇宙の中の最も遠くの精力的なジェットであるように見えます。
 重要な意義を持つ融合または内部に落下している物質が、活動的な銀河の核で超大規模ブラックホール及び星を形成する雲をこしらえてディスク内にそれ自身で配置していると考えられています。たくさんの量の天体物理学のジェットは、そこを囲む範囲で生産されるようです。
 ここで、イラストで表されるように融合ディスクは、超大規模なブラックホールを囲むと考えられます。そして、ディスクに正常な角度で2つのジェットで光速近くまでに粒子を加速します。
 このクェーサーの場合、粒子が宇宙背景放射から低いエネルギー光子と衝突し、私たちの方へ突きかかるジェットがX線で見えます。
 衝突は、より高いX線エネルギーに至るまで光子を増進させて、私たちの方向にそれらのいくつかを拡散させます。

今日の宇宙画像 2003年11月29日号へは、ここをクリックすると移動します。

        • -

 NASA等の科学情報を公開しました。

2003年11月30日号「10年間で日本列島の広さの海氷が減少」へは、ここをクリックすると移動します。