脳見本と整形に失敗した火星の人面岩

 今日の宇宙画像は、脳状態の様子を見せているような火星のクレーターです。
 関連には、脳外科手術あるいは美容整形を受けてたぶん失敗したかも知れない火星の人面岩のその後です。
 素直に考えてみれば、人面岩があるのだから脳状態のような地域があっても不思議ではないのかもしれません。
 思わせぶりな火星の画像だけでなく、たまにはこのような清涼画像もいかがですか?
 主題別のページ制作をしていないため、今日からサイト内で関連する主題ページの検索設定をしてみました。
 適宜ご利用ください。

火星の脳状クレーター
Credit: Malin Space Science Systems, MOC, MGS, JPL, NASA
説明:
 何が、火星でこの一風変わったクレーター床を引き起こしたのでしょうか?
 一見したところ人間の脳に似ているように見えるこの火星の衝突火口の床をつくった珍しい特質の自然現象については、現在調査中です。
 脳のように織地状の表面の範囲を囲む明るい色のついた地域は、風によって刻まれたと思われる砂丘です。
 1997年以降火星を軌道に乗って回っていた火星グローバルサーベイヤー・ロボット宇宙船は、この画像を撮りました。
 一方、下降したロボットスピリッツとオポチュニティーは、表面上をきょろきょろし続けて、景色、岩、土壌について赤い惑星で古代の水の過去の手掛かりを求めて詳しく調べています。
 ユーモラスな火星の上のこの脳地形は、およそ1キロメートルに及びます。そして、かつて、火星の顔と呼ばれた岩構造に、ちょうど組み込めるほど適宜な大きさで似合いそうです。

今日の宇宙画像 2004年5月19日号へは、ここをクリックすると移動します。


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昨日の宇宙画像案内で、月日号のページが間違っていました。

正しくは、今日の宇宙画像 2004年5月18日号 でした。