塵に隠れた有望なスター誕生を目撃
今日の宇宙画像は、シュピッツァー宇宙望遠鏡が撮った大規模な星が誕生している発光星雲のシャープレス140です。
可視光画像では、濃い宇宙塵によって誕生している星が隠されていますが、強力な赤外線画像で姿を見ることができると共に、星雲の構成要素についても知る手掛かりを得られます。
関連は、シャープレス天体についてと今日の主役画像の補足説明、多環式芳香族炭化水素(PAHs)が豊富な渦状銀河のNGC 300です。
長期事業計画の起案のため、また、宇宙画像ページの制作に支障をきたしていますが、よろしくお付き合い願います。
シャープレス140
Credit: G. Melnick (CfA), JPL, Caltech, NASA
説明:
3つの若い大きい星々は、最終的には塵とガスのこの誕生の雲から現れます。しかし、それらの存在は、シュピッツァー宇宙望遠鏡によるこの偽色彩映像ですでに明らかにされます。
映像は、星座ケフェウス座の方へおよそ3,000光年離れて位置し、シャープレス140としてカタログに登録されている発光星雲の鋭い赤外線の眺めを提供します。
若い星々は、一方、近郊の塵によって可視光像で覆い隠されています。
領域の中の熱い星々からの風と放射によって刻まれ堂々とした弧を描いている構造は、範囲が何十光年もあって、赤外線で白熱する多環式芳香族炭化水素(PAHs)を驚くほど含んでいます。
星の形成の宇宙目印の驚くほど詳細な記録は、現在、シュピッツァー宇宙望遠鏡アーカイブで赤外線のデータの豊富な映像ヒントとして入手が自由です。