シリウスと輝きを競うような彗星NEAT
今日の宇宙画像は、彗星NEATとシリウスです。
彗星の尾があまり見られないので、シリウスのような星のようにも見えます。
今日の画像は、私たちが普段使うような普通のカメラで撮ったものです。
時間露出で、裸眼では見られない星々が映し出されていますね。
これから彗星の観察がしやすくなりそうですので、ここ数日のスカイ・マップを参考に彗星を探してみませんか?
関連では、最近の彗星NEATギャラリーもあります。
西空にNEAT彗星を見つけて
Credit & Copyright: Jimmy Westlake (Colorado Mountain College)
説明:
5月5日に天文学者ジミー・ウェストレイクは、日没後に西の空を詳しく観察して、裸眼で外の太陽系からの来客の彗星NEATを見つけて喜びました。
この通常のレンズで撮った画像には、ほとんど裸眼に見えない多くの微かな星々とひとつの非常に明るい星の背景に対して、彗星、雲とコロラドのロッキー山脈の忘れられない景色を記録しています。
3分のタイム露出で、彗星が中央左のあいまいな緑がかった点として見えています。
星座大犬座のアルファ星の光り輝くシリウスと共に、ちょうど右上の低い雲列より上に位置しています。
彗星NEAT(C/2001 Q4)は、現在、惑星地球に最接近の途中で、今夜は、明るいシリウスより上にちょうど良い状態です。
これから数週、晴れた暗い西空で、裸眼で見える第3番目の彗星を探してみましょう。