アーチ状で見る月食の全貌

 今日の宇宙画像は、5月5日の月食です。
 残念ながら日本の大半では、天候や月の入りにかかって見ることができませんでした。
 世界各地では、関連ギャラリーのように多彩な月食を観測できた模様です。
 月食は、多くの場合、1年間に2回起こったり、起こらない年があったり、3回起こる年もあります。
 関連として取り上げた10月14日には、日本でも部分的な日食を観測できそうです。
 主要各地の時間を併記しましたので、観測の参考にでも・・・

月食連続写真
Credit & Copyright: Anthony Ayiomamitis
説明:
 この印象的なデジタル連続写真は、5月4日の皆既月食を最初から最後まで網羅しています。
 天文学者のAnthony Ayiomamitisは、食観賞がギリシャから素晴らしかったと報告しました。そこでは、天のショーが始まる前に、空はまもなく晴れました。
 彼の連続写真は、5分間隔で記録して、順番に月のディスクを横切って地球の影または、影の内部部分の進行をたどる弧として配列した理想像が含まれています。
 驚くほど暗く全く影を落とした月を表している連続が、中央で特集されています。
 5月4日の皆既月食が、ヨーロッパ、アフリカ、アジアで観測者をえこひいきしたのに対して、10月28日に予想されている地球の影による月の次の旅行は、米州で空を見る人に折り返しをします。

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