N.Y.911は忘却に非ずと太陽も・・・

 今日の宇宙画像は、マンハッタンの夕暮れです。
 通りのちょうど西の方角に向かう自動車を吸い込むように、あるいは向かってくる自動車を沈む太陽が吐き出すような光景を見られる機会の紹介画像です。
 このページは、鈍行の各駅停車で制作しているため残念ながら既にその機会を逸していますが、まだ、天候が気分を損ねないならば、7月12日にも同じような光景に恵まれるとのことです。
 少し日数がありますので、早めの夏休みで格安の航空券を手にマンハッタンの夕暮れとついでのお付き合いとしてブッシュさんの渋面見物もお奨めできるかもしれませんね。
 ビィーンラディンとブッシュが、石油利権で仲間割れをした真相に詰め寄る映画「911」は賞美に値するかも・・・・・

マンハッタンの日没
Credit & Copyright: Neil deGrasse Tyson (AMNH)
説明:
 今日、もし晴れわたっているならば、ちょうど太陽があらゆる通りのセンターラインで正確に沈んで、マンハッタンが日光で劇的に差されます。
 通常、ニューヨーク市の最も高い自治区の碁盤の目状の通りに沿って並ぶ高い建物が、沈む太陽を隠します。
 北からおよそ30度東に位置合わせるだけであるけれども、この影響が、マンハッタンを一種の現代のストーンヘンジとします。
 もし、マンハッタンの道が碁盤の目で東西に完全に整列されていたならば、春と秋の分点である3月21日と9月21日に陽が真東から昇り真西に沈む唯一の2日になったことでしょう。
 今日の日没が雲で隠れているならば、絶望しないで下さい。5月28日と7月12日同じことが起こります。
 これらの機会やそれ以外でも、しかし、太陽を直接見ないことです。

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