魅力が満載の木星の月イオのご案内

 今日の宇宙画像は、多彩な表面を見せる木星の月のイオです。
 地球の月よりもその素顔は多様性に富み、今なお現役バリバリの火山を有しています。
 火山の噴火煙柱が、はるか上空300キロメートル以上にも及ぶらしいですから、周回する宇宙ステーションがあるならば火山予報が欠かせないかもしれませんね。
 2003年の宇宙画像では、温泉付きのイオ物件のご案内をしたような・・・
 電気も使い放題、温泉もつかり放題のすごく魅力的な物件でしたが、今なおかつての都市住宅整備公団の物件のように売れ残っているようです。
 少し遠くの物件ですが、格安の素晴らしいロケーションなんですけれどねぇ?

天然色でのイオ
Credit: Galileo Project, JPL, NASA
説明:
 太陽系内の最も不思議な月は、明るい黄色です。
 1995年から2003年まで木星を軌道に乗って回ったガリレオ宇宙船が、イオの本当の色を示しすこの画像は、1999年7月に撮りました。
 イオの色は、硫黄と溶解したケイ酸塩岩から生じます。
 イオの普通でない表面は、活火山のそのシステムによって非常に新鮮な状態に保たれます。
 木星の激しい潮の重力は、イオを引っ張って、木星の他のガリレアン月に起因する揺れを鈍らせます。
 結果として生じる摩擦は、とてもイオの内部を暖めて、溶解した岩が表面中に爆発する原因になります。
 イオの火山は、月全体を事実上変えるほど活発です。
 イオの火山の溶岩の一部は、熱くて暗闇に白熱するように見えます。

今日の宇宙画像 2004年5月2日号へは、ここをクリックすると移動します。