石舞台で束の間に見えた皆既月食

 今日の宇宙画像は、イングランドにあるストーンヘッジでの皆既月食です。
 国会議員の年金疑惑の暗闇で、突然浮き上がった小泉さんの「幽霊社員」のように思えたのは私だけでしょうか?
 小泉さんのように一月に一回程度お茶を飲みに会社に顔を出すだけで、合法的に会社の脱税に限りなく近い節税と楽な所得につながるとても良い事をこの度知りまして、「将来の小泉さんを目指して、当選を目的とする仕事につくことにする。」と、会議で宣言したら月に数日だけ、しかも仕事の邪魔をしに来ているのだから今と同じではないかと集中砲火を浴びました。
 会社の会議を政治の話題で混乱させた私は、政治家になる必須の心がけとして、小泉さんのように絶対に謝らず開き直って口八丁の表技と恫喝の裏技を披露しました。
 矛先を議長の公私混同に向けさせたら、職権で閉会という強硬手段をとってくれたので、私は満身創痍になる前に逃れることができました。
 そして、今日の宇宙画像が臨時休業から通常の営業にもどることができました。
 数日と1、2回とは違いますし、また、手を揉みながらお茶を飲みに顔を出すのと渋面で法理論武装して仕事の邪魔をしに顔を出すのとも違いますよね。
 以上、決して絶対に言い訳ではなくて臨時休業の誠心誠意を込めた経過説明です。

ストーンヘッジの間の月
Credit & Copyright: Philip Perkins
説明:
 天文学者フィリップ・パーキンスは、雲とにわか雨にもかかわらず5月の間の赤くなった皆既月食をなんとか見ることができました。
 太陽に対する有名な記念碑でイングランドにあるストーンヘッジの石の間からの食された月でした。
 彼がこの劇的な映像を記録したとき、昇る月は、地平線よりおよそ5度だけ上でしたけれども、古代の石の環の隙間を通って、都合よく位置決めをしました。
 一見したところ、前景での不気味な明るい水溜りのようなものが見えるけれども、パーキンスは、彼の娘が芸術的な照明効果を生じさせたと付け加えています。
 彼女は、中央の右側に大きいサルセン石の後で隠れ場所から倒れた石と周囲の草をフラッシュガンで明るくしました。
 画像は南東の方角からの眺めで、ちょうど月の下の石は有名なヒール・ストーンではなくて内部のブルー・ストーンのうちの1つです。これらの石は、夏至に日の出にあたる北東の方向を示します。

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