砂漠で水を得る方法を忘れた科学者

 今日の宇宙画像は、オポチュニティーの撮った難攻不落の火星クレーターです。
 小さくパワーにも限界のあるローバーにとっては、身の破滅になるかもしれないクレーターへの挑戦となりそうです。
 例によって期待させる割にはの結果になるかもしれませんけれど・・・
 ところで、NASAの科学者たちは、砂漠で水を得る方法を忘れていたのでしょうか?
 とっくに結論を得られたはずなのにねぇ・・・
 二人ぼっちで活動しているローバー君の努力を隠さないようにしてほしいものですね。

火星のエンデュランス・クレーター
Credit: Mars Exploration Rover Mission, JPL, NASA
説明:
 この画像は、火星を横断して転がっているオポチュニティー・ローバーで、現在、調査している大きい衝撃特徴エンデュランス・クレーターの内部です。拡大画像を右側にスクロールすると現れます。
 クレーターの壁は、この火星の地域の古代の水の過去について、手掛かりを持つかもしれない明るい岩の範囲を示します。
 この天然色映像の調査は、この面白い岩タイプの多くを明らかにしながらも、狡猾なロボットさえクレーター壁に閉じ込められてアクセスするのが難しいかもしれません。
 火星ローバーの両方とも、今では首尾よく本来の任務を完了して、現在、局所の好機を求めて探査しています。

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