科学に進歩をもたらした磁性天体の出現

 今日の宇宙画像は、近くの銀河大マゼラン雲内にある超新星面影についてです。
 私のページで取り上げるのは2回目になります。ほとんど焼き増しになりますが、最後の関連で磁性天体爆発のまとめ画像を掲載しました。
 四半世紀前の強力なガンマー線爆発の検出でしたけれども、マグネッター(磁性天体)という天文科学用語の形成で科学の歩みを加速させた1つでもあるのかもしれません。
 本来ならば、さらに詳しく取り上げたいのですが、数ページに及ぶためにハッブル望遠鏡等の宇宙論関連の概説として制作したいと思っています。
 

N49の宇宙爆風
Credit: Hubble Heritage Team (STScI / AURA), Y. Chu (UIUC) et al., NASA
説明:
 宇宙の超新星爆発からの散らばる破片が、ハッブル宇宙望遠鏡からのデータに基づくこの素晴らしい合成された像で、空を照らします。
 N49としてカタログに登録され衝撃をうけるガスのこれらの熱烈なフィラメントは、私たちの近隣の銀河である大マゼラン雲内にあり、およそ30光年の範囲があります。
 本来の爆発している星からの光は、数千年も前に地球に着きました。しかし、ガンマ線のとても激しい爆風が、ほんの25年前、1979年3月5日に見つけられたN49も、精力的なもう一つの爆発の場所を表します。
 その当日は、研究者を星々のエキゾチックな新しい種類の理解に導いた天体物理学における刺激的な旅行の始まりでした。
 3月5日のイベント源は、現在、超新星面影のN49を作った古代の星の爆発において、また、生まれた非常に磁化され回転している中性子星の磁性天体によるものと考えられます。
 磁性天体は、超新星破片雲中を1秒につき1,200キロメートル以上で突進します。

今日の宇宙画像 2004年3月6日号へは、ここをクリックすると移動します。