緑色の閃光を垣間見せる太陽

 今日の宇宙画像は、昨日に引き続き地球から見た太陽の一面です。
 しかし、いつもの太陽と異なるのは、「神話」あるいは「稀」ともいわれている緑色の閃光を放つ太陽です。
 いわば、「4つ葉のクローバー」を見つけたときの感動に似ているのかもしれません。
 緑色の閃光は、もちろん、太陽自体の光線によるのではなく、地球大気圏がプリズムのように作用して見られる現象です。
 そして、運がよければ「青色閃光」を目撃できるようです。
 太陽を見つめるときには、裸眼で見ないようにすることは必然のことですので、観測は今日の主役画像のような時にでも・・・

太陽からの緑色閃光
Credit & Copyright: Pekka Parviainen (Polar Image)
説明:
 多くの人々は、それがまさしく神話であると思います。
 他の人は、それが真実であると思いますが、その原因はわかっていません。
 冒険家は、それを見たことを誇ります。
 それは、太陽からの緑色閃光です。
 真実は、緑色閃光が存在するということで、その原因はかなり理解されています。
 太陽が沈みかけて眺めから完全に消えるちょうどその時、最後のかすかな光が驚くほど緑に見えます。
 外見は、低い遠い地平線を伴う場所だけから、一般的に見えて、ちょうど数秒、続きます。
 緑色閃光は、また、昇る太陽に見えますが、見つけるには、より良いタイミングが必要です。
 劇的な緑色閃光は、フィンランドより1992年にこの写真に捕えられました。
 太陽自体は、部分的に緑になりません。印象は、プリズムのような作用をする大気の層に起因します。

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