春分の地球の素顔

 太陽の次に、地球の春分についても触れないと片手落ちになるとの声も無いのですが・・・

 言われる前に用意してみました。

 ついでに、3月21日の地球画像ページには、いつでもほぼリアルタイムで日本周辺の様子を見られる設定もしてみました。

 天気が気になりそうなときにでもご利用ください。

 このMETEOSAT可視の衛星画像は、3月19日に撮ったいくつかの画像に色彩加工をした複合物です。
 今年、太陽は一直線に3月20日に世界時で06時49分に赤道より昇りました。
 今年は、1896年の世界時で3月20日02時24分に開始したとき以来、春の始まりの最も早い日です。
 春分の実際の定義は、太陽が空を横切って出るように見える経路の黄道から上がる中心点が、天の赤道と交差する時です。
 この日を境に北半球では春の始まりを、南半球では秋の始まりを意味します。
 太陽の私たち軌道が完全な円でないので、春分の日付は年によって変わります。
 この画像上では、昼夜平分時の時間の近くで得られたという確かな徴候が、両方の極近くの光に見ることができます。
 また、雲の相対的な不足が、注目に値します。
 東部インド洋、中央アジアの大草原地帯、中東の側と中国を除いては、大部分の全ての半球は、この当日に雲がほとんど見られません。

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