本当に真東から昇る太陽です。

 今日の宇宙画像は、春分の太陽です。
 正真正銘で真東から太陽が昇りかけている画像とのことですが、撮影した場所を知らない人には、ごく普通の日の出画像かもしれませんね。
 今日の関連画像は、拡大で見ごたえのありそうなものを取り上げてみました。
 ついでに、3月18日の太陽のフレア活動の影響についても・・・
 黒くマスキング仕掛けている気になる壊れた画像もありますが、今回は深く触れないようにとも・・・
 理由は、他の同時間の同じような壊れかけた画像では、無かったようにもまた、見落としたのかもしれないので・・・

春分プラス 1
Credit & Copyright: Joe Orman
説明:
 年に2回、春と秋の昼夜平分時で、太陽は真東に昇ります。
 この天の配置の著しい実証で、カメラマン・ジョーオーマンは、アメリカのアリゾナ州テンピーで東西に方角を定めた西運河に沿って、真東に昇っている太陽のこの胸が踊る映像を記録しました。
 しかし、彼はすばらしい眺めの写真を撮るために、2001年の北の春分を過ぎた翌日、3月21日まで待ちました。
 なぜ、昇る太陽は、昼夜平分時の次の日に真東だったのでしょうか?
 テンピーの緯度で、太陽がある角度をなして昇ります。そして、太陽は地平線より上に登って、南方へ弧を描きます。
 遠い山が本当の地平線を隠すので、太陽が山の頂上を明らかにする頃には、太陽はわずかに南方に移動します。
 24時間待つことで、太陽が北東へ昇りそして写真のために正確に東の配置への弧になります。
 今日の昼夜平分時は、世界時で06時49分に天の赤道上に太陽が位置します。

今日の宇宙画像 2004年3月20日号へは、ここをクリックすると移動します。

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