南夜空の星明りが照らす天文台の眺め

 今日の宇宙画像は、星明りだけで照らされた天文台と夜空です。
 南アメリカの高山に降り注ぐ星々の「雨粒」を一つ一つ見られます。
 また、控えめな天文台の外観が星明りでもはっきりと見ることができます。
 関連は、大小のマゼラン雲と国際宇宙ステーションから見た南の夜空模様です。
 ISSの乗組員は、この夜空に心も視線も奪われて、パス入れの恋人にしようとしたのでしょうか?
 真っ黒な星雲の中では、無数の星が誕生しているようですが、いまだにその光を外に漏らすことは無いようです。
 これが内に秘めた宇宙の美なのかもしれませんね。

Cerro Tololoの夜空
Credit: Roger Smith, AURA, NOAO, NSF
説明:
 Cerro Tololoアメリカ大陸間天文台(CTIO)は、チリの一番高い山の1つである頂上で南空を見つめています。
 サイトの最も有名な計器のうちの1つである4メートルのブランコ望遠鏡を囲んでいるドームが、この画像に写っています。
 左上の小マゼラン雲、左下の大マゼラン雲と右の私たちの天の川銀河の3つの銀河からの個々の何千もの星々と拡散する光は、ドームの後で遠いく見えています。
 また、南十字星として知られている4つの明るい星々の有名な重ね合せが、ちょうどブランコの右側に見えています。
 単一の20秒の露出によるこのデジタル画像は、天文のイメージングを目的として高感度探知器で記録されました。
 天文台建造物は、ただ星明りだけによって照らされています。

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