野生の美を見せる小惑星ウィルト2
今日の宇宙画像は、まだ地球に飛び込みそうもないけれども野生にあふれる小惑星です。
ワイルドと呼ぶこともありますが、発声的にはウィルトもしくはヴィルトのようです。
英語の薀蓄はこれくらいにして、今日の関連では、観察が待ち遠しい彗星についてです。
そろそろ微かに視認できるところまでお越しになられているようです。
4月の後半から彗星同士の出会いと結婚の蜜月、惑星地球人類の「定番」であるらしい離婚への眺めを見ることができるでしょう。
彗星塵を撒き散らすでしょうからオポチュニティーに恵まれた人は、訪問のお土産あるいは結婚式の引き出物を得ることができるかもしれません。
彗星さんたちと素敵なポーズで記念写真を撮れることを祈念します。
進むウィルト(野生)
Credit: STARDUST Team, JPL, NASA
説明:
ガスと塵のダイナミックなジェットが、彗星核のこの野生のような画像で、太陽系で最も活発な惑星表面のうちの1つをめぐらします。
彗星の名称は、もちろん、81P/ウィルト(野生) 2(「vilt 2」のように聞こえます)で、画像は、1月2日の2回目のスターダスト宇宙船の接近飛行の間にナビゲーション・カメラが記録した映像の複合物です。
合成された映像は、ウィルト(野生)の2つの核の表面詳細で、刺激している短い露出記録とその後で撮った10秒の長い露出から成ります。そして、表面から物質流動を明らかにします。
何億年もの間、ガスが抜けた後で隕石に穴を開けて侵食し影響を及ぼしました。
示される核は、直径およそ5キロメートルだけです。
塵とガスの噴射が出る一方、最終的に何百万キロメートルも痕跡を長く残します。
スターダストは、接近飛行の間に得られるウィルト2彗星の塵サンプルを2006年1月に地球へ返す予定です。
今日の宇宙画像 2004年3月19日号へは、ここをクリックすると移動します。
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