惑星、星、銀河の起源を調査するNASA宇宙鉄道

Credit: NASA, ESA, R. Sankrit and W. Blair (Johns Hopkins University)

 NASAが率いるチームは、前例がない詳細さで惑星、星々、銀河の誕生の眺めを供給するために宇宙鉄道の建設を研究しています。
 提案された宇宙赤外線干渉の望遠鏡(SPIRIT)任務飛行は、他の星の周辺でその上、巨大な惑星の大気中の化学的性質を調査します。
 この画像は、宇宙赤外線干渉望遠鏡の概念です。
 ブーム(張り出し)の両端に置いた光を集める望遠鏡が、マイケルソン干渉計で干渉の縞模様型を作り出す中央ビーム結合計器に直接光線を送ります。
 望遠鏡は、ブームを伝わって移動したり回転するブームで、天文目標の高解像度映像を合成するために必要とされる情報を生産して、多くの干渉の基線への接近を提供します。
 太陽遮蔽の複数の層が低温で冷たい計量器を保護し、最新技術検波器が、未曽有の遠赤外線の感度を提供するために用いられます。
 NASA宇宙鉄道望遠鏡研究は、NASAの起源宇宙科学研究テーマの重要な計画を助けると思われる9つの提案のうちの1つとして、2004年7月にNASA本部が委任しました。

 それは、私たち惑星地球生命がどこから来て、私たちが唯一の宇宙生命であるかどうかにかかわらず、NASAの起源プログラムは、宇宙に関する根本的な質問に答えることに努めます。

 SPIRIT画像は、私たちの非常に深いいくつかの質問について答えを得ることを援助します。

 例えば、太陽の光を浴びる岩石型惑星で私たち生命が、どのように段階的に誕生したのかとか、荘厳な渦状形の天の川銀河の数千億星の住人のうちの1人なのかそれとも唯一なのか、などです。

 さらには、たぶん予想だにしない焦らしと驚きも有り得ます。

 それは、過去に遡るならば産業革命による生産力の向上、最近においては、コンピュータの出現による情報革命など、私たちは、時々の科学技術の重要な段階で、技術を使いこなせなかったりあるいは不意の発見をしたりしています。

 おそらく、このNASAの宇宙鉄道望遠鏡が稼動するならば、現在の科学の「常識」を翻すかもしれない証拠の提示が有り得るかもしれません。


最近のNASA情報 2004年11月17日号へは、ここをクリックすると移動します。