見えないけれど見えた宇宙幽霊の不思議
今日の宇宙画像は、小さな幽霊星雲と呼ばれている惑星状星雲です。
このような星雲模様も私たちの太陽の50億年後の将来像の候補の1つです。
先日ご案内したバタフライ星雲(2004年2月1日号)は、どちらかというと「横」から見たような眺めで、ひょっとして「正面」から眺めるとこう見えるかもしれません。
いずれにしても、惑星状星雲も超新星面影ほど派手ではなくても多様な模様を演出しますね。
広い宇宙ですが、観測対象が限られているらしくいつか見た画像がこれからも続くと思います。
今日の宇宙画像も過去に取り上げています。
NGC 6369:小さい幽霊星雲
Credit: Hubble Heritage Team, NASA
説明:
この可憐な惑星星雲は、18世紀天文学者ウィリアム・ハーシェルが望遠鏡を薬の星座蛇遣座を探査で使ったときに発見し、NGC 6369としてカタログに登録しました。
丸くて惑星形の星雲は、その上比較的かすかで人気がある小さい幽霊星雲の名前を習得しませんでした。
惑星状星雲は一般にまったく惑星に関連がなくて、太陽のような星の生命の終わりに、白色矮星になるために星の核が縮む反面、その代わりにその外の層を宇宙に拡大してつくられます。
中央近くで見られる変化する白い矮星は、強く紫外線波長を放射して広がる星雲の白熱の原動力となります。
驚くほど複雑で詳細なNGC 6369の構造は、ハッブル宇宙望遠鏡データから作られるこの楽しい色像で現れます。
星雲の主なリング構造は、それぞれイオン化した原子で青の酸素、水素の緑、窒素の赤の色として1光年の範囲に白熱しています。
この2,000光年以上離れている小さい幽霊星雲は、私たちの太陽の運命を垣間見るように提供します。
それは、現在からおよそ50億年で可憐な惑星状星雲を出現させることでしょう。