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太陽圏外の恒星圏の惑星大気圏で酸素と炭素を発見

 NASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡チームは、2004年2月2日に私たちの太陽圏以外の恒星圏内にある惑星の大気圏で、酸素と炭素の存在を確認したと発表しました。

 観察結果の画像はまだ公開されていませんが、ここではアーティストの印象画像を紹介したいと思います。

Credit: European Space Agency and Alfred Vidal-Madjar (Institut d’Astrophysique de Paris, CNRS, France)

 このアーティストの印象は、有名な太陽系外の惑星HD 209458bの観察結果から発見された酸素と炭素の層が、この惑星をラグビー・ボールの形に拡張して囲んでいる楕円外層を示します。

 フランスの天文学者が率いる国際チームは、NASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡の観測から、初めて太陽系以外のこの惑星の大気圏内に酸素と炭素の徴候を得ました。

 炭素と酸素の原子が、より低い大気圏に入って流れによって掃き集められます。それは、大気の原子の水素から逃げる超音波の旋風で塵のような中で、大気から「離れて噴出す」と呼ばれるプロセスです。


 この記事に関する詳細は、後日に時間的に余裕があれば制作してご案内したいと思います。

 さらに大きな画像は、 http://www.spacetelescope.org/images/original/heic0403a.tif の5MBです。