宇宙ポテトの原産地を巡ったガリレオ
今日の宇宙画像は、小惑星のアイダと月のダクツゥルです。
このアイダのように多くの小惑星が、小さな衛星月を持っていることが知られています。
関連は、アイダともう1つの小惑星ギャスプラです。
どちらもガリレオ宇宙船の映像データによります。
ジャガイモのように歪な形をしている原因としては、もっと大きな天体が他の小惑星などと衝突して、分裂して小さな小惑星になったものと考えられています。
小惑星帯そのものも大きな惑星の成れの果てなのかもしれません。
太陽系の惑星間の乖離から、火星と木星の間があまりにも開きすぎていて小惑星帯となっているのが不自然という見解もあります。
やはり、実地検分が必要かもしれませんね。
小惑星アイダと月ダクツゥル
Credit: Galileo Project, JPL, NASA
説明:
この小惑星に、月があります!
木星のシステムを調査する定めのロボット宇宙船ガリレオは、木星に遭遇して、その遠い惑星間の航海の間に2つの小惑星の写真を撮りました。
写真を撮った二番目の小惑星アイダが、1993年に撮ったこの映像の中でアイダの右に小さい点として現れる月を持つと気がつきました。
ジャガイモ形のアイダが、長さ58キロメートルで幅22キロメートルほどの測定値である一方で、ダクツゥルという名前をつけられる小さい月は、直径およそ1.6キロメートルです。
ダクツゥルは、これまでに発見される小惑星の最初の月でした。
名前アイダとダクツゥルは、ギリシアの神話から付けられました。
多くの他の小惑星が、現在、月を持つと知られています。