その名、『乳房』という雲との遭遇

 今日の宇宙画像は、ちょっと「不気味」でも『男性』には特に魅力的な名前を付けられている雲です。
 その名は、『乳房』雲。良い響きですか?
 地球の雲は、気流作用の支えで形成されます。その中のひとつに乱気流があります。
 ここ数日のアクセスの多さは、まさに乱気流でした。
 ヤフーに感謝すべきかも知れませんが、ページの閉鎖に追い込まれるのではと私の心は乱れっぱなしでした。
 なにしろ、過去に性の不思議の乱気流を経験していますので・・・

メキシコ上空の乳房雲(Mammatus Clouds)
Credit & Copyright: Raymundo Aguirre
説明:
 どんな時、雲の底が、泡のように見えますか?
 上昇し冷めて湿った暖気が、極めて特定の温度で水液滴に凝縮するので、通常の雲の底は平らです。それらの雲は、通常、極めて特定の高さと一致します。
 水液滴ができたあと、その空気は不透明な雲になります。
 しかし、なんらかの条件の下で、水の大きい液滴またはそれらが消え去って、晴れた大気に落ちる氷を含む雲ポケットが、発達する可能性があります。
 そのようなポケットは、雷雨の近くで乱気流で起こるかもしれませんし、たとえば、金床雲の頂上の近くで見られます。
 結果として生じる乳房雲(mammatus clouds)は、側面から日に照らされて特に劇的に見えることがあります。
 この画像の乳房雲(mammatus clouds)は、先月にメキシコのモンカラヴァ上空に現れた時に写真に撮りました。

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