大地に足をつけたくてもできない宇宙遊泳

 今日の宇宙画像は、スペース・シャトルアトランティスの乗組員が宇宙遊泳で船外活動している模様です。
 上下が、どちらになっているのか一瞬見落とす体験は、水中ダイビングのときくらいではないでしょうか?
 宇宙では、足元が即「下」というわけではないようで、「上下」関係は相当自在のようですね。
 さて関連は、STS-101飛行任務ギャラリーです。
 いずれも鑑賞に堪えうる光景を選んで見ました。
 その中でもお奨めは、例によって地球のリムから輝く太陽ですね。
 そして、皮膚の顕微鏡映像を想起させるようなモンゴル平原と国際宇宙ステーションも・・・

仕事中の宇宙飛行士
Credit: STS-101 Crew, NASA
説明:
 あなたには、すべてが回転したようになって、まさにどちらに立っているかわからなかった所や日がありましたか?
 2000年5月21日に宇宙飛行士ジェームズ・S・フォスは、国際宇宙ステーションに定着し改善する準備をすることに6時間を費やしましたが、幸いにも、そのようなことが起こりませんでした。
 この画像でのフォスは、スペースシャトルアトランティスの機械式アームのクラッチに静止していることを示して、惑星地球のずっと上にあるシャトルの貨物室の外で操作しています。
 この宇宙遊泳は、米国の歴史において85回目であると共に国際宇宙ステーションの5回目の専念でした。
 STS-101飛行任務は、ステーションのバッテリーを首尾よく取り替えて、さらに高い軌道へステーションを持ち上げて、必要とされた必需品を補充した後に帰りました。

今日の宇宙画像 2004年5月30日号へは、ここをクリックすると移動します。