接近して改めて見る複雑な土星のリング

 今日の宇宙画像は、到着で秒読みに入ったといってもよいカッシーニの撮った土星です。
 あまりに近いために惑星の全貌を撮ることはできませんが、近くなければ得られない映像データを多く提供しています。
 関連は、タイタンなど土星の月について触れてみました。
 主役の画像では、エンケラドスが、画像の底辺で南の極近く見えています。
 関連のハッブルの撮った土星体系の連続画像では、月の移動する様子を見ることもできます。
 これから、太陽系の話題は、しばらくの間火星から土星に移るかもしれませんね。
 JAXAでは、打ち上げ失敗の責任処分を行ったようですけれど、減俸で済むことですかねぇ・・・

土星に至るまで2400万キロメートル
Credit: Cassini Imaging Team, SSI, JPL, ESA, NASA
説明:
 次は、土星に停船いたします。
 カッシーニ-ホイヘンス宇宙船は、土星に接近していて、7月1日にリングに囲まれた巨人の軌道に侵入するためにエンジンを燃やします。
 ロボット宇宙船は、1997年に打ち上げられて、2001年に木星を回りました。
 カッシーニは、次の4年にわたって土星を軌道に乗って回って、先例のないクローズアップのために土星の月の多くを越えて急降下して、調査をのためにタイタンに投げ降ろしさえします。
 この画像は、カッシーニが2400万キロメートルにまで外に接近した2週前に写した土星です。
 複雑な雲模様、何千ものリング、地球から見えない影角度とあなたがそれを見つけることができるならば月さえも見えています。

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