太陽系の果てに届く真昼の太陽光線
今日の宇宙画像は、最近発見されたばかりの「第10番目の惑星候補」のセドナです。
太陽系の果てとも言える世界でも、真昼の太陽光線が確かに届いているようですが、それでも、極寒の世界です。
一部の科学者たちは、この世界に「生命」の痕跡があるかもしれないと考えてもいるようです。
火星の水の「痕跡」が世紀の発見と馬鹿騒ぎするくらいですから、この「小」惑星に生命につながるかもしれない痕跡の痕跡のさらに痕跡を見つけるならば、天地がひっくり返る発見と騒ぐことでしょう。
ところで、天地の上下って、宇宙空間にありましたっけ?
セドナの正午
Illustration Credit: Adolf Schaller, ESA, NASA
説明:
太陽系で最も遠いと認められている小惑星セドナ上に立って、正午の太陽をあなたが見るならば幾分このように見えるかもしれません。
アーティストの劇的な視野による描写は、塵塗れの黄道の面に巻き込まれる明るい星として、近くの地平線より上で浮遊する太陽を明らかにします。
惑星地球を含む太陽系のとても親しいメンバーが、塵が散らばる日光の範囲内にあります。
けれども地球は、およそ130億キロメートル(80億マイル)離れたところに双眼鏡や小さい望遠鏡で見えるだけです。
セドナの昼間の空の暗い色で正午の太陽は、また、かすかな星々に加わって、荒涼とした赤い地形左上の天の川の宇宙塵雲に覆い隠されて浮遊しています。
セドナに拠点を置いて空を見詰める人にとって、全ての惑星が軌道内部にあって、セドナの空の中で太陽の近くにとどまります。
もちろん、地球から離れられない天文学者にとって、6月8日に太陽ディスクの珍しい横断が予想される金星と水星も地球の内惑星として太陽に近いままです。