日本よりもやはりアメリカが優先でした

 今日の宇宙画像は、通信がまだ正常だったときのローバー・スピリッツからの画像です。
 アジロンダックという語に取り立てて意味はありません。ただ、姿がニューヨーク州のアジロンダック山脈に似ているからだけです。
 この岩は、調査で補欠になっていましたが、諸般の事情から最初のターゲットに格上げになりました。
 関連の3枚の白黒画像については、キャプションがありませんので私も説明がつくれません。拡大画像がとても素晴らしいので取り上げてみました。
 さて、非常に信頼のおけない未確認情報では、現在NASA職員の間にはBSE(狂牛病)に恐れ慄きとても健全な日本食ブームらしいです。
 アメリカの強圧的な牛肉の輸出圧力は、日本の宇宙開発に対する僻みが全然入っていない模様です。

火星上のアジロンダック岩
Credit: Mars Exploration Rover Mission, JPL, NASA
説明:
 これは、火星の上の大きいピラミッドですか?
 実際に、アジロンダックと呼ばれてここで示される岩は、不規則な形を持って、フットボールの大きさであって自然の変遷によって生じました。
 しかし、その比較的大きい体つきと塵のない表面は、火星を現在うろついているロボット・スピリッツ・ローバーにとって最初の目的地となりました。
 ゴルフ・カートの大きさであるスピリッツは、現在その洗練された機械式アームでこの岩をつつくことによって岩の組成と歴史を決めることを試みます。
 スピリッツのアームは離れた地球からプログラムされて、非常に詳細に曲がったり回ったりして岩を撮影する能力を持ちます。
 スピリッツの対のローバー・オポチュニティーは、来るべき今週末に火星の向こう側に着く予定です。

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