遺産画像の一枚になりそうな土星模様

 今日の宇宙画像は、土星です。
 2001年にハッブル宇宙望遠鏡が撮った映像です。
 関連として、つい最近、先々月にカッシーニ宇宙船が撮った土星の画像、20数年前にボイジャー号が撮った土星リングの素顔的な特徴、そして、ガリレオ・ガリレイさんの魅姿?、多様な姿を見せる土星のスケッチ集です。
 主役、関連を問わずどれもが更なる関連につながる画像ばかりです。
 ゴミ箱に数点入れてしまいましたが、いつの日にか土星の関連として復活できる画像ばかりでした。
 なお、今日の土星画像については、ハッブル宇宙望遠鏡画像でも取り上げる予定です。
 残念な情報として、ハッブル宇宙望遠鏡が今後障害が発生しても保守管理が行われることなく、近い将来に地球大気圏で消滅することになりそうだということです。
 まさに遺産画像になるのかもしれません。

土星指輪物語
Credit: Hubble Heritage Team, (AURA / STScI), R.G. French (Wellesley College), J. Cuzzi (NASA/Ames), L. Dones (SwRI), J. Lissauer (NASA/Ames)
説明:
 1564年に生まれたガリレオは、太陽系を探究するために望遠鏡を使いました。
 1610年に、彼は土星のリングに驚く最初の人になりました。ほぼ400年後でも土星の素晴らしいリングは、今もなお最も衝撃的な天文名所のうちの1つを提供します。
 素晴らしく明るくて他のガス巨人のリングと比較して、土星のリング・システムは、僅か数十メートルの厚い部分だけで幅およそ250,000キロメートルです。
 現代の天文学者は、リングがおそら1億年だけと若いと思っています。
 塵を蓄えながら土星の月と精力的に相互に作用してリングは、結局不明瞭になるかもしれなくて、ここ数百万年にわたって光沢を失って、ガス巨人の方へ漸次下落するかもしれません。
 ガリレオ以来、天文学者はそれらの秘密を解くために魅力的なリングを熱心な詳細な調査にかけました。
 2003年12月31日に、土星はこれからの29年の間地球に最も近いその接近をしました。距離は、単なる1,200,000,000キロメートルです。
 それは、次のひと月で地球に根ざした望遠鏡のたまらない目標のままです。

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