おなじみ赤錆色の火星に加工?

 今日の宇宙画像もローバー・スピリッツによる火星の画像です。
 時間が経ちましたので今度はカラー画像になりました。
 例によって、NASAに偉大な影響を及ぼした科学者の言葉に忠実に赤錆の表面になっています。
 ここまで赤く加工するにはかなりの時間を要したことでしょう。
 大気圏まで薄く赤色にするという込み入ったカラー加工です。
 間違いないようにしたいためか地球上におけるテストのローバーも火星表面の赤錆色を背景にしたようです。
 素直に考えて火星表面の色彩を明確にするには、このような赤錆色のエアーバッグよりも白い色のが良いと思いますが、皆さん、どう思われますか?

 スピリッツによる赤い火星
Credit: Mars Exploration Rover Mission, JPL, NASA
説明:
 岩が、NASAのスピリッツローバーからの鮮明なカラー画像で幅広く全面的にグーセフ・クレーター床を横切って散らばっています。
 ローバーのパノラマカメラで記録された画像は、火星のすでにスピリッツが撮った最も高い解像度画像のもう一つの惑星の表面についての最初のカラー画像の一部です。
 すでに意味深い誘惑し困惑させる詳細で、明らかに風にさらされた明白な古代の湖床としての見解へと導きます。
 この衝撃的な眺めは、任務科学者が予想するカラー画像データの来たるべき日に送られる小さな分割部分だけを描いています。
 ロボットスピリッツローバーが立ち上がって、着陸機を離れてよろよろ歩いて、クレーター床の地質を調査する準備をしています。NASAは、着陸場所をコロンビア・スペース・シャトル事故で失われた宇宙飛行士を記念してコロンビア記念ステーションと名前を変える計画を発表しました。

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