理由があって赤青の火星3D画像です

 今日の宇宙画像もローバー・スピリッツによる火星の画像です。
 正月7日も過ぎましたので宇宙画像版の「七草粥」を考えたいのですが、NASAではまだ当分「火星の餅」画像のようです。
 胃にもたれかけている方もいると思いますが、手を変え品を変えての関連画像でしばし消化していただきたいと思います。
 食材に限りがあるので、献立も似たようにならないようにと思っているのですけれど・・・

火星の丘
Credit: Mars Exploration Rover Mission, JPL, NASA
説明:
 遠い丘が、火星の上でスピリッツ・ローバーによるこの鮮明なステレオ風景で岩が多い吹きさらしの平野にそびえます。
 赤と青い眼鏡で見る画像は、劇的な3D眺望を生むためにスピリッツの高解像度パノラマカメラによる左右の映像を結合しました。
 丘は、およそ2キロメートル離れて、高さが50から100メートルあると推定されます。
 景色の他の特徴と一緒に火星軌道から撮った地域の高解像度画像と比較して、それらの方向と距離を決定することはスピリッツ着陸現場の正確な場所を特定するのを助けます。
 3次元の形、大きさ、距離の重要な推定を可能にする多くのステレオ画像データは、ローバーのカメラに期待されます。
 (編集者の注釈:ステレオ画像を見るため赤と青い眼鏡は、購入するか、単に赤と青いプラスチックのフィルタを使って作ります。それをためします!この画像を見るために、赤いフィルタは、左目に用います。)

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